戸井田三郎の発言 (予算委員会)

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○戸井田国務大臣 昨日の問題は、突然の御質問であったので、いろいろな意味で誤解を招いた点がありますけれども、日本の高齢化医療というのは、御承知のとおり平成二十二年にはおよそ全医療費の四〇%近い医療を高齢者の医療で賄われるようになるだろうというような時代になっているわけで、これからの老人医療をどのようにしたらいいのかというので、昭和五十八年に今の老人保健法ができたわけでありますが、それから六十年にも大改正が行われたわけであります。そしてまさに今の社会保障というものが世代間扶養の時代になっておりますが、医療も同じように、すべての保険者がみんなで負担を公平にしてそしてお年寄りを支えていこう、そして国民の多くの人たちも皆それに協力していただいた。それぞれの保険者はいろいろな苦労があるけれども、そういったものに協力をしてくださったわけであります。
 それだけにまた、医療の面でも老人特有の状態があります。慢性病が多いとかいろいろな問題がありますけれども、そういうようなものに対しても、合理的なそして医療面でお年寄りのためになる医療というものを考え出していかなければいけない、そういうことが同時に、大勢の人が、すべての人が協力をしてくださっているということのために必要なんだ。そういうことで、同時に、若いうちから寝たきり老人にならないようにするために保健事業というものも十分にやっていこう、そういう仕組みの中で生まれたものでありまして、どういう見方からそういう言葉が出たのか、いずれまた参議院でもお話があるのかもしれません。しかし、そういった段階で私どもは高齢化医療を賄っていこうとしているものでありますから、決して差別医療であるというような考え方、昨日も私は見方を変えると大変な見方ができるんだなということを言いましたが、そういうふうに考えておりますので、決して差別医療などというものではないし、老人を虐待するというようなものでもないということを十分御理解願いたいと思います。

発言情報

speech_id: 111605261X00319891013_084

発言者: 戸井田三郎

speaker_id: 28548

日付: 1989-10-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会