戸井田三郎の発言 (社会労働委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(戸井田三郎君) 大変暗いイメージが先行しているように言われますけれども、私は暗く見ないで明るく見ていかなければいけないんじゃないか。例えば医療費の問題一つとっても、一軒にお年寄りを抱えて、ちょっと病気が重くなってくるというと何百万円というお金がかかっているような状態もあります。恐らく昔のような家族社会の中でもしそれをやるとしたら、まず一家心中するようなことが起こりかねないような多額の金がかかっている。そういったものが、今自由に治療を受けていただいて元気になってくるということを考えてみるというと、やはりその制度というものは非常に世の中のために明るいイメージを与えているんだ、明るい希望を与えているんだというふうに見ていかないと、医療にしても年金にしても大変多額なお金が給付されているわけでありますけれども、全部それが暗いイメージになってしまう。我々の中で高齢化社会高齢化社会と言うこと自体も、何かいかにもお年寄りの人たちに負担がかかってくるような時代に思われて、お年寄りの人が非常に肩の荷が重い、そういった意味で心が重いというような状態も生まれてきております。
 でありますから、私たちは、長寿社会に向かってお年寄りに対する期待の持てる、先ほど来言っている在宅福祉その他についても十分にやっていくことによって、そして現在のお年寄りの姿を見て若い世代の人たちが将来に希望を持つ、こういうふうな考え方を基礎にしてこれからも取り組んでいきたい、かように思っております。

発言情報

speech_id: 111614410X00519891128_137

発言者: 戸井田三郎

speaker_id: 28548

日付: 1989-11-28

院: 参議院

会議名: 社会労働委員会