高沢寅男の発言 (外務委員会)
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○高沢委員 実は、一昨日もこの外務委員会が開かれて国際情勢の審議をいたしましたが、その際、外務大臣も日ソ領土問題は日ソ二国間の問題と言いながら、しかし同時に、それはアジア全体の安全保障にかかわる問題ですという言い方もされたわけです。まさにそうだろうと思います。そういう意味において、この問題は日ソ二国間の問題でありながら、そこヘアメリカも絡んでくる。例えば、この間もゴルバチョフ大統領とインドネシアのスハルト大統領の間でもそんな話題も出ているというくらいに、アジア全体もこの問題の帰趨を注目している。その一番の中心がアメリカだということになると思いますが、この辺のところは、きょうは、そういう将来の日ソ領土問題に非常にアメリカが絡んでくる可能性があり、したがって、この観点を我々としても十分に持って臨むべきであるということを私の見解として申し上げておいて、次へ進みたいと思います。
そうやって考えてみると、領土問題はまさに安全保障の問題であるということになってまいります。そうすると、これからのシェワルナゼ外相とかゴルバチョフ大統領を迎えるという日ソの首脳会談の中で、日ソ間の安全保障の問題、アジア・太平洋の安全保障の問題が当然重要な話し合いのテーマになると思うわけでありますが、いかがでしょうか。