愛知和男の発言 (国際連合平和協力に関する特別委員会)

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○愛知委員 総理を初め大臣の皆様方、連日大変御苦労さまでございます。
 先週までの質疑でかなり問題点もはっきりいたしてまいりましたし、また、私ども同僚議員からもいろいろ質問をさせていただきましてかなりの問題点が出ておりますが、多少重複をするかもしれませんけれども、私なりに総理を初め大臣皆様方に質問をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 初めに、内容に入る前に、私は、この国会の質疑を通じて感じておりますのは、どうも議論が細かい法律論議にばかり終始をしているような気がしてならないのでございます。確かに法律の議論をすることも大事ではございますが、国会の本来の使命というのは法律の前提になる政策を議論することにあると思うのでございまして、政策の議論がどうもおろそかにされているのじゃないかという気がしてなりません。特に今回のようなこういう法案、これに関しましては、大変大事なのは、この際私どもとして議論をしておかなきゃならないのは、国際社会の中でこれから我が国がとるべき世界戦略はどうあるべきかとか、あるいは我が国の安全保障戦略はどうあるべきかとか、そういう議論が非常に大事でございまして、そのことを議論をするというのが本来の国会の使命ではなかろうかと感じてなりません。
 どうもそういう点からいいますと、例えば憲法の問題にいたしましても、私は率直に申し上げまして、国会の議論の中でまず憲法ありきということから始めますと、本当に政策論議がどうも先へ進まないという気がしてなりません。私は憲法を改正すべしということを言っているわけじゃありませんけれども、まず政策論議をして、そしてこれからの世界戦略の中で今の憲法をどうするのか、必要とあらば変える、あるいは変えない方がいいのか、とにかく、まず憲法ありきでは、私は国会の本来の果たすべき、やるべき議論にならないと思えてなりません。日本はこれから何をするべきかという議論をすべきである、何ができるかということではないんだと私は思うのでございますが、率直に私この議論をいろいろ聞いておりまして感じておりますことでございますが、総理、この辺についてはどのようにお感じでございましょうか、冒頭にお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 愛知和男

speaker_id: 5235

日付: 1990-10-29

院: 衆議院

会議名: 国際連合平和協力に関する特別委員会