浜田卓二郎の発言 (国際連合平和協力に関する特別委員会)

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○浜田(卓)委員 きょうは大変お忙しい中を意見陳述者の皆様には御来場いただき、貴重な意見を賜りましたことを心から感謝申し上げます。私は当特別委員会の理事をいたしております自民党の衆議院議員浜田卓二郎です。どうかよろしくお願いいたします。
 わずかな時間しかありませんので、私もできるだけ簡潔に御質問申し上げますので、お答えもできるだけ簡潔にお願いをしたいと思います。
 まず、私も昭和十六年生まれ、そして戦後育ちでありまして、現在の憲法というものを大変いい憲法である、そのように確信をしつつ、また私も法律を専門に大学時代は勉強してまいりまして、司法試験にも挑戦をした者でありますので、かなり法律的には一生懸命勉強してきたと思っております。今回の法案の提出につきましても、そういう観点から現行憲法、戦後四十数年にわたって積み上げてきた我々の確定した解釈、国民的なコンセンサスのある解釈の範囲内にきちんと入っているかどうか、そこは私なりに厳しく政府ともいろいろ話をし、疑義もただし、かつNHKで中継されました去る総括質疑のときも代表質問に立ちまして、できるだけわかりやすくその点を解明してきたつもりであります。そういう立場から幾つかの点をお伺いいたしたいと思います。
 まず、山根先生にお願いをしたいのですけれども、憲法前文を引用なさいまして、我が国は国際社会における名誉ある地位を占めたいという国民の切なる希望がこの文言に入っていることを御指摘になられました。そしてまた、戦後初めて日本は国際的にいかにあるべきか、その態度そしてその能力を試されている、そういう御認識も示されたわけであります。その中での選択としてこの法案の提出があるというふうにとらえていらっしゃいますが、今我々一生懸命やっておりますけれども、審議においてなかなかスムーズに展望が開けない状況があることもまた認めざるを得ません。
 仮に、こういった法案の提出、この状況における日本の一つの選択の提示というものが挫折するようなことがあった場合に、憲法前文との関係あるいはまた国際社会におけるそういう観点からの影響をどういうふうにお考えになられるか、ひとつ率直にお伺いさせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 111904310X00819901105_521

発言者: 浜田卓二郎

speaker_id: 11564

日付: 1990-11-05

院: 衆議院

会議名: 国際連合平和協力に関する特別委員会