上田全宏の発言 (科学技術委員会)

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○上田説明員 お答え申し上げます。
 新エネルギーのうちで現在実用化に近くて重要なものと判断されておりますのは、いわゆる太陽エネルギー、風力エネルギー、それから燃料電池が挙げられるかと存じます。これらはいわゆる石油代替エネルギーであると同時に、CO2等の発生がゼロまたは少ない、こういうクリーンなエネルギーだということで注目されておるわけでございます。
 ただ、反面、エネルギーの密度が希薄でございまして、また自然条件に左右されるという面もございますので、現時点では残念ながらコストが割高であるという制約がいずれの新エネルギーについても共通して言えると思います。
 種類と特徴を述べよということでございますので若干敷衍させていただきますと、まず、太陽光発電につきましては、シリコン等の半導体を用いまして太陽エネルギーを直接電気にかえる、こういう性質のものでございまして、技術的には一応確立されてございますけれども、例えば日照条件等によって出力が変動するといったような問題点も抱えているわけでございます。
 それから風力でございますが、これも小型、中型のものについては一応技術的な点では確立しておるわけでございますけれども、これは立地点、風が吹かなければ風力発電にならないという意味で密度が極めて低いものでございまして、その点が若干難点であると言われておるわけでございます。
 それから燃料電池につきましても、例えば効率性がいいとか、それから需要地に近い、環境への影響が小さい新エネルギーである、それから天然ガスとかいろいろな熱源も利用可能であるという割と便利な新エネルギータイプのものであるというふうに言われておるわけでございますが、まだ普及の程度が低くて割高であるというのが現時点での状況でございます。

発言情報

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発言者: 上田全宏

speaker_id: 19419

日付: 1991-04-23

院: 衆議院

会議名: 科学技術委員会