後藤隆志の発言 (科学技術委員会)

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○後藤説明員 お答え申し上げます。
 太陽エネルギーの技術開発につきましては、私ども通商産業省のサンシャイン計画におきまして、昭和四十九年度から、太陽光発電技術それから太陽熱を用いましたソーラーシステムというものの研究開発を実施してきております。
 太陽光発電技術につきましては既に原理的には確立をされておりますけれども、実用化というものを考えていく上でやはり経済性を向上させるということが重要なかぎになると考えておりまして、現在進めております技術開発におきましては、発電コストで見まして、西暦二〇〇〇年に現在の家庭用電気料金並みの水準というところまで低下をさせていきたいと考えております。
 具体的には、太陽光発電の中核になります太陽電池を大量かつ安価に製造するための技術開発、また太陽電池の変換効率を上げる技術、さらに太陽電池を中心とした太陽光発電システム全体につきましても、その利用分野、例えば離島ですとか山小屋ですとか防災用というような分野、さらには都市における各家庭またはビルの屋上に設置しての利用というような分野での技術開発を進めております。
 また、ソーラーシステムにつきましては、既に民生用のものにつきましては実用化されておりまして、現在は私どもサンシャイン計画の中では産業用ということに絞りまして技術開発を行っております。
 具体的に申し上げますと、システムの効率を向上し、またコストを低下させるということのために、例えば集熱器のような要素技術というものを開発しておりますし、また太陽熱を利用しまして冷凍するというような技術開発、さらにはパッシブソーラーという新しい概念でのシステムの構築というものの研究開発に取り組んでおります。
 今後ともこれらの研究開発を着実に進めていく所存でございますけれども、さらに長期的な課題といたしましては、現在の二倍以上のエネルギー変換効率を持ちます超高効率太陽電池というものも開発していきたいと考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 後藤隆志

speaker_id: 2835

日付: 1991-04-23

院: 衆議院

会議名: 科学技術委員会