高沢寅男の発言 (外務委員会)
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○高沢委員 大臣、今言われたことは、今後もこういうケースがあれば出しますというようなことに結局なると思いますね。殊に、邦人の人命尊重というふうな例を挙げられましたが、こうなってくると、もう機雷の掃海どころではなくて、ある国において、その国の中で何かの混乱が起きる、在留邦人の生命財産の危険が迫ったというときに、それを救済するというような理由で自衛隊が出て行くということにもつながっていくのではないですか。今、邦人の人命の安全と、こう言われましたけれども、そういうことにこれはつながるのではないですか。
あるいはまた、今度の掃海艇も、もともと自衛隊法の九十九条は日本の領海及びその近海というのがもう大前提であった。あの九十九条には言葉では書いてない、言葉では書いてないが、あの九十九条のできたいきさつからすれば、それはもう明らかです。それが一万三千キロまで行きます、あるいは相手の要望があればその国の領海にまで入ってやります、こういうふうなことになってくると、これは完全に九十九条とは全然性格の違う派遣になるということで私たちは批判してきたし、反対してきているわけですが、そういうふうに自衛隊法で規定されておる目的をこうやってどんどん踏み越えていくことになれば、今私の言った、今度はある国の紛争が起きたのに在留邦人を助けるために自衛隊を出しますということにもこのことはつながっていくというふうに心配するわけですが、そういうことは今大臣のお答えの中に含まれているのかどうか、いかがですか。