高橋達直の発言 (社会労働委員会)

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○高橋(達)政府委員 ただいま加藤委員からもお話がございましたように、私どもも、日本の経済における、あるいは雇用における中小企業の役割というのは大変大きいものと認識をしているところでございまして、ちょっと数字を挙げて御説明をさせていただきますと、二、三年前の統計になりますが、事業所数でまいりますと、一次産業以外の全体の事業所が日本で大体約六百五十万ございます。六百五十万の事業所のうち、九九・三%、六百四十万強が中小事業所でございまして、事業所の数でも大変大きいものがございます。また、従業者数で見てまいりましても、全従業者が四千九百万人でございますが、そのうちの約四千万人、八〇・六%が中小企業で働いている方々でございます。また、出荷額で見てまいりましても、全製造業に占める中小企業の出荷額のウエートは五二%でございまして、卸の場合には六二%、小売の場合には七九%ということで、これは大変大きいものがございます。
 戦後のお話もございましたけれども、最近では二度の石油危機あるいはその後の円高不況、そういったものを乗り越えて今日の繁栄につながっているのも、一つには中小企業の機動性あるいは企業家精神を発揮いたしまして、こういった構造変化に機敏に対応してきた結果とも言って過言ではないと思うのでございまして、こうした役割は今後とも続くものと私ども考えております。労働面でも地域に密着した企業としての、あるいは大企業にない小回り性を発揮して労働者が個性と能力を発揮する職場を数多く提供しているということ
が言えるかと存ずるのでございます。

発言情報

speech_id: 112004410X01019910416_003

発言者: 高橋達直

speaker_id: 971

日付: 1991-04-16

院: 衆議院

会議名: 社会労働委員会