吉川芳男の発言 (予算委員会)

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○吉川芳男君 次に、外務大臣に、いわゆる日本人妻の問題についてひとつお伺いしたいと思うんです。
 新潟港を帰還港といたしまして、北朝鮮に帰還した夫に同行して北朝鮮に渡航した日本人妻ということになっているんですが、まず、帰還者は、昭和三十四年から五十九年までは、まだ引き続いていますけれども、五十九年まででも百八十七次になって総数は九万三千人からの人がいらっしゃるわけですが、その中にいわゆる日本人妻と言われる人が一千八百三十一名、また日本国籍を有すると言われている人が六千六百七十九名おられるというわけでございます。
 これらの方々の日本での家族、親族との連絡は全く消息さえ確認できないという人もおるわけでございまして、政府としても本件を日朝交渉で提起しておりまして、前回の第五回の日朝交渉では、その前の三月の第二回交渉で北朝鮮に対して依頼した二十名の里帰り、十二名の安否調査に対しまして、ようやくこれらの方々の安否について回答が得られたという状況なんでございます。しかも、里帰りや家族、親族との再会は依然として実現されてないという中で、日本に残された親族の方ももう随分と年老いてきておられます。これらの方々の心情を思うときに、政府は、日本人妻と家族との再会や里帰りを人道上の問題として、国交回復以前にも実現できるように北朝鮮に強く働きかけていただきたいと思うのでございます。
 そこで、若干コメントを加えますと、国会内におきましてもこの問題の議員連盟が超党派で設立されておりまして、会長には元衆議院議長の原健三郎氏がなっておられ、また幹事長には閣僚席にいらっしゃいます東家国土庁長官になってもらっていますし、かく申し上げる私も新潟が帰還港だということで事務局長をさせられているわけなのでございまして、非常にこの問題についても関心のあるところでございますので、よろしくひとつお願いいたします。

発言情報

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発言者: 吉川芳男

speaker_id: 4743

日付: 1991-12-12

院: 参議院

会議名: 予算委員会