山下八洲夫の発言 (議院運営委員会)
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○山下(八)委員 先ほど野呂先生の方から、本会議の入り口論と出口論の出口論を大切にした方がいいのではないかというようなお話があったわけですが、私は全く逆でございまして、逆に入り口の方を大切にすべきではないかなというふうに思うわけです。それはなぜかといいますと、すべて立法しました法律というのは、すべての国会議員は責任を持たなくてはならないというのが一つございます。
それと同時に、通常国会で申し上げますと、大ざっぱに毎回百本近い法律案が出てくる。これは私だけではないと思うのですが、このすべての百本の法律について、内容というのはなかなか自分自身理解ができないという面があるわけです。そうしますと、本当の姿で申し上げますと、本会議は、そのすべての法律をすべての国会議員、五百十二名の国会議員に、こういう法律ですよという趣旨説明をする場であると思うのです。それに対しまして、それぞれの考えの中から、それぞれの立場から、これはこういう問題点がある、こういういい面があるということは共通に理解できるわけでございます。
その上に立ちまして、最近で申し上げますと、私も畑違いでわからない法律で、かなりあの趣旨説明がきっかけで理解をし、また関心を示すという法律も出てくるわけですね。そんなことを考えていきますと、例えば金融制度でありますとかあるいは拠点都市法なんかがいい例だったと思うわけでございます。
そのようにいろいろな面で自分自身も関心を高める、そのことによってまた深く法律を知っていく、その中でまた責任が大きくなっていくということでございますから、本来の姿からいえば、すべての法律で趣旨説明を求めるというのを原則としたいわけでございますが、これも時間的、物理的ないろいろな問題がありますから、先ほどからお話に出ておりますように、その中の重要なものについては積極的に趣旨説明を求めていく、このことはやはり大切な姿じゃないか、そこからスタートをしていってよりよい内容の法律を仕上げていくというふうに考えますので、発言をさせていただきました。