池田元久の発言 (大蔵委員会)

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○池田(元)委員 自民党の今のあり方が当然で、あれが普通だという考え方からいくと、民意といいますか要望をくみ上げるから当たり前だと。しかし、自民党の過去のあれからいっても、最近大変自民党政調会政治というのは肥大化しているわけです。これは先輩にお聞きになればいいと思います。そういった意味で、この政調会政治は議会政治の観点からいっても問題があるんではないか。これは自民党だけの問題ならいいのですけれども、やはり説とか国家全体にかかわる問題ですからお尋ねしているわけでございます。
 この問題についてはこの辺までにいたしまして、次に、私大蔵委員会に来て初めての質問でございまして、大蔵省のあり方というとちょっと大げさになるのですが、ちょっとお尋ねしてみたいと思います。
 大蔵省は、予算編成について、各省の要求を査定して予算を事実上編成すると同時に、予算の執行に当たっている。今の自民党政調のあり方と同じように、もうこの制度に初めから入っていると、これは全然問題ないと思っているでしょうが、必ずしもそうじゃないのです。憲法では予算の編成権、国会への提出権は内閣にある、こういうふうに明記しております。予算編成は内閣の総合調整機能であるから当然内閣が行うべきであるという考えに基づいて、このようなことになっているわけでございます。そして戦後も昭和二十五年の財政制度審議会、昭和三十一年の行政審議会、いろいろ改革を提言しております。特に昭和三十九年の臨時行政調査会、これは第一次ですね、これではこういうことを言っております。
 現行制度では、内閣総理大臣の地位が著しく
 向上し、総合調整機能を発揮することができる
 ようになったにもかかわらず、従来からの伝統
 と、内閣の補佐機関が弱体であることのために、
 依然として調整機能を確保することができず、
 ことに予算編成は、事実上の政策の決定であり、
 内閣の重要な任務であるにもかかわらず、内閣
 にしかるべき補佐機関が欠けているために、実
 際は大蔵省が予算編成のすべての事務を担当
 し、内閣の決定は形式に堕している。このように言っています。そしてこの答申では、いわゆる内閣で総合調整機能を行うために内閣補佐官というものを提言しているわけでございます。
 こういった大蔵省のあり方、基本的なところでございますが、内閣の総合調整機能のために、今各省横並びの中の一つである大蔵省が取り仕切るというのはどうなのか、この辺のところを羽田大蔵大臣にお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 池田元久

speaker_id: 27942

日付: 1992-02-26

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会