渡辺美智雄の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(渡辺美智雄君) フジモリ大統領が、非常に国民の絶対的な支持を受けて大統領に選出され、それ以来大変涙ぐましい努力を、改革をやってまいりました。そのことは我々は高く評価をし、昨年も多額の援助を支出したわけであります。日本にもおいでになった。その成功を願っておったわけですが、突如、今おっしゃったような問題に発展したことはまことに遺憾であると言わざるを得ません。我々としては、動機がどうあろうとも、クーデターと思われるような憲法を無視するようなやり方について賛成をするというわけにはまいりません。
ただ一つ、我々が愁眉を多少開きかけているというのは、彼がどういうふうにしたらば今後のペルーの本当の再建ができるのかという青写真を示して、つまり民主主義回復のための計画というものを発表された。その点が他の軍事政権クーデターとは違うと。憲法改正のための準備をする、それから六-九カ月以内に憲法草案をつくった段階で第二回の国民投票を行う。その国民投票の結果、可能な限り早い時期に新議会結成のための選挙を行うというような、民主主義に訴えて、もう一遍民主主義の立て直しをやるんだということを言っておるし、二、三週間のうちに軟禁状態の議員等の政治家についてはこれを解除するというようなことを言っておりますので、政府といたしましては、もう少しペルーのフジモリ大統領のやり方について大きな関心を持ちながら見守っていきたいと考えております。