予算委員会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
平成四年四月九日(木曜日)
午前九時開会
―――――――――――――
委員の異動
四月八日
辞任 補欠選任
石井 道子君 関根 則之君
斎藤 十朗君 清水嘉与子君
野村 五男君 須藤良太郎君
平井 卓志君 井上 章平君
三上 隆雄君 村沢 牧君
小笠原貞子君 諫山 博君
下村 泰君 今泉 隆雄君
四月九日
辞任 補欠選任
関根 則之君 石井 道子君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 中村 太郎君
理 事
井上 吉夫君
鹿熊 安正君
前田 勲男君
吉川 芳男君
梶原 敬義君
久保 亘君
佐藤 三吾君
太田 淳夫君
吉岡 吉典君
委 員
井上 章平君
石井 道子君
石原健太郎君
遠藤 要君
大島 友治君
合馬 敬君
鎌田 要人君
北 修二君
斎藤栄三郎君
斎藤 文夫君
清水嘉与子君
須藤良太郎君
関口 恵造君
関根 則之君
田中 正巳君
西田 吉宏君
星野 朋市君
國弘 正雄君
小林 正君
櫻井 規順君
清水 澄子君
種田 誠君
細谷 昭雄君
前畑 幸子君
村沢 牧君
森 暢子君
吉田 達男君
白浜 一良君
高桑 栄松君
中西 珠子君
諫山 博君
乾 晴美君
高井 和伸君
井上 計君
寺崎 昭久君
今泉 隆雄君
国務大臣
内閣総理大臣 宮澤 喜一君
法 務 大 臣 田原 隆君
外 務 大 臣 渡辺美智雄君
大 蔵 大 臣 羽田 孜君
文 部 大 臣 鳩山 邦夫君
厚 生 大 臣 山下 徳夫君
農林水産大臣 田名部匡省君
通商産業大臣 渡部 恒三君
運 輸 大 臣 奥田 敬和君
郵 政 大 臣 渡辺 秀央君
労 働 大 臣 近藤 鉄雄君
建 設 大 臣 山崎 拓君
自 治 大 臣
国 務 大 臣 塩川正十郎君
(国家公安委員
会委員長)
国 務 大 臣 加藤 紘一君
(内閣官房長官)
国 務 大 臣 岩崎 純三君
総務庁長官
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官) 伊江 朝雄君
(沖縄開発庁長
官)
国 務 大 臣 宮下 創平君
(防衛庁長官)
国 務 大 臣
(経済企画庁長 野田 毅君
官)
国 務 大 臣
(科学技術庁長 谷川 寛三君
官)
国 務 大 臣 中村正三郎君
(環境庁長官)
国 務 大 臣 東家 嘉幸君
(国土庁長官)
政府委員
内閣官房内閣内
政審議室長
兼内閣総理大臣 伊藤 博行君
官房内政審議室
長
内閣法制局長官 工藤 敦夫君
内閣法制局第一 大森 政輔君
部長
人事院総裁 弥富啓之助君
人事院事務総局 吉川 共治君
任用局長
総務庁行政管理 増島 俊之君
局長
防衛庁参事官 三井 康有君
防衛庁参事官 上原 祥雄君
防衛庁防衛局長 畠山 蕃君
防衛庁教育訓練 小池 清彦君
局長
防衛庁人事局長 坪井 龍文君
防衛庁経理局長 宝珠山 昇君
防衛庁装備局長 関 收君
防衛施設庁総務 竹下 昭君
部長
防衛施設庁施設 大原 重信君
部長
防衛施設庁労務 荻野 貴一君
部長
経済企画庁調整 吉冨 勝君
局長
経済企画庁国民 加藤 雅君
生活局長
経済企画庁物価 小林 惇君
局長
経済企画庁総合 長瀬 要石君
計画局長
科学技術庁原子 石田 寛人君
力局長
環境庁長官官房 森 仁美君
長
沖縄開発庁総務 造酒亶十郎君
局長
国土庁長官官房 藤原 良一君
長
国土庁長官官房 森 悠君
会計課長
国土庁計画・調 田中 章介君
整局長
国土庁土地局長 鎭西 迪雄君
国土庁地方振興 小島 重喜君
局長
法務省刑事局長 濱 邦久君
外務大臣官房長 佐藤 嘉恭君
外務省アジア局 谷野作太郎君
長
外務省北米局長 佐藤 行雄君
外務省中南米局 寺田 輝介君
長
外務省欧亜局長 兵藤 長雄君
外務省中近東ア 小原 武君
フリカ局長
外務省経済局長 小倉 和夫君
外務省経済協力 川上 隆朗君
局長
外務省条約局長 柳井 俊二君
外務省国際連合 丹波 實君
局長
外務省情報調査 鈴木 勝也君
局長
大蔵大臣官房総 日高 壮平君
務審議官
大蔵省主計局長 斎藤 次郎君
大蔵省主税局長 濱本 英輔君
大蔵省理財局長 寺村 信行君
大蔵省証券局長 松野 允彦君
大蔵省銀行局長 土田 正顕君
国税庁次長 冨沢 宏君
文部大臣官房長 野崎 弘君
文部省高等教育 前畑 安宏君
局長
文部省体育局長 逸見 博昌君
文化庁次長 吉田 茂君
厚生大臣官房総 大西 孝夫君
務審議官
厚生大臣官房老 岡光 序治君
人福祉部長
厚生省健康政策 古市 圭治君
局長
厚生省保険局長 黒木 武弘君
厚生省年金局長 加藤 栄一君
社会保険庁運営
部長 奥村 明雄君
兼内閣審議官
農林水産大臣官 馬場久萬男君
房長
農林水産大臣官 山本 徹君
房予算課長
農林水産省経済 川合 淳二君
局長
水産庁長官 鶴岡 俊彦君
通商産業大臣官 渡辺 修君
房総務審議官
通商産業省機械 熊野 英昭君
情報産業局長
資源エネルギー 川田 洋輝君
公益事業部長
運輸省運輸政策 大塚 秀夫君
局長
運輸省運輸政策
局次長 向山 秀昭君
兼内閣審議官
運輸省鉄道局長 井山 嗣夫君
運輸省自動車交 水田 嘉憲君
通局長
海上保安庁次長 小和田 統君
郵政大臣官房長 木下 昌浩君
郵政大臣官房経 山口 憲美君
理部長
郵政省郵務局長 早田 利雄君
郵政省貯金局長 松野 春樹君
郵政省簡易保険 荒瀬 眞幸君
局長
労働大臣官房長 齋藤 邦彦君
労働省労働基準 佐藤 勝美君
局長
労働省婦人局長 松原 亘子君
労働省職業安定 若林 之矩君
局長
建設大臣官房長 望月 薫雄君
建設大臣官房会 近藤 茂夫君
計課長
建設省都市局長 市川 一朗君
建設省道路局長 藤井 治芳君
建設省住宅局長 立石 真君
自治大臣官房審 遠藤 安彦君
議官
自治大臣官房審 石川 嘉延君
議官
自治省行政局選 吉田 弘正君
挙部長
事務局側
常任委員会専門 宮下 忠安君
員
説明員
大蔵大臣官房参 佐藤 謙君
事官
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○委嘱審査報告書に関する件
○平成四年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成四年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成四年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
院送付)
―――――――――――――
この発言だけを見る →午前九時開会
―――――――――――――
委員の異動
四月八日
辞任 補欠選任
石井 道子君 関根 則之君
斎藤 十朗君 清水嘉与子君
野村 五男君 須藤良太郎君
平井 卓志君 井上 章平君
三上 隆雄君 村沢 牧君
小笠原貞子君 諫山 博君
下村 泰君 今泉 隆雄君
四月九日
辞任 補欠選任
関根 則之君 石井 道子君
―――――――――――――
出席者は左のとおり。
委員長 中村 太郎君
理 事
井上 吉夫君
鹿熊 安正君
前田 勲男君
吉川 芳男君
梶原 敬義君
久保 亘君
佐藤 三吾君
太田 淳夫君
吉岡 吉典君
委 員
井上 章平君
石井 道子君
石原健太郎君
遠藤 要君
大島 友治君
合馬 敬君
鎌田 要人君
北 修二君
斎藤栄三郎君
斎藤 文夫君
清水嘉与子君
須藤良太郎君
関口 恵造君
関根 則之君
田中 正巳君
西田 吉宏君
星野 朋市君
國弘 正雄君
小林 正君
櫻井 規順君
清水 澄子君
種田 誠君
細谷 昭雄君
前畑 幸子君
村沢 牧君
森 暢子君
吉田 達男君
白浜 一良君
高桑 栄松君
中西 珠子君
諫山 博君
乾 晴美君
高井 和伸君
井上 計君
寺崎 昭久君
今泉 隆雄君
国務大臣
内閣総理大臣 宮澤 喜一君
法 務 大 臣 田原 隆君
外 務 大 臣 渡辺美智雄君
大 蔵 大 臣 羽田 孜君
文 部 大 臣 鳩山 邦夫君
厚 生 大 臣 山下 徳夫君
農林水産大臣 田名部匡省君
通商産業大臣 渡部 恒三君
運 輸 大 臣 奥田 敬和君
郵 政 大 臣 渡辺 秀央君
労 働 大 臣 近藤 鉄雄君
建 設 大 臣 山崎 拓君
自 治 大 臣
国 務 大 臣 塩川正十郎君
(国家公安委員
会委員長)
国 務 大 臣 加藤 紘一君
(内閣官房長官)
国 務 大 臣 岩崎 純三君
総務庁長官
国 務 大 臣
(北海道開発庁
長官) 伊江 朝雄君
(沖縄開発庁長
官)
国 務 大 臣 宮下 創平君
(防衛庁長官)
国 務 大 臣
(経済企画庁長 野田 毅君
官)
国 務 大 臣
(科学技術庁長 谷川 寛三君
官)
国 務 大 臣 中村正三郎君
(環境庁長官)
国 務 大 臣 東家 嘉幸君
(国土庁長官)
政府委員
内閣官房内閣内
政審議室長
兼内閣総理大臣 伊藤 博行君
官房内政審議室
長
内閣法制局長官 工藤 敦夫君
内閣法制局第一 大森 政輔君
部長
人事院総裁 弥富啓之助君
人事院事務総局 吉川 共治君
任用局長
総務庁行政管理 増島 俊之君
局長
防衛庁参事官 三井 康有君
防衛庁参事官 上原 祥雄君
防衛庁防衛局長 畠山 蕃君
防衛庁教育訓練 小池 清彦君
局長
防衛庁人事局長 坪井 龍文君
防衛庁経理局長 宝珠山 昇君
防衛庁装備局長 関 收君
防衛施設庁総務 竹下 昭君
部長
防衛施設庁施設 大原 重信君
部長
防衛施設庁労務 荻野 貴一君
部長
経済企画庁調整 吉冨 勝君
局長
経済企画庁国民 加藤 雅君
生活局長
経済企画庁物価 小林 惇君
局長
経済企画庁総合 長瀬 要石君
計画局長
科学技術庁原子 石田 寛人君
力局長
環境庁長官官房 森 仁美君
長
沖縄開発庁総務 造酒亶十郎君
局長
国土庁長官官房 藤原 良一君
長
国土庁長官官房 森 悠君
会計課長
国土庁計画・調 田中 章介君
整局長
国土庁土地局長 鎭西 迪雄君
国土庁地方振興 小島 重喜君
局長
法務省刑事局長 濱 邦久君
外務大臣官房長 佐藤 嘉恭君
外務省アジア局 谷野作太郎君
長
外務省北米局長 佐藤 行雄君
外務省中南米局 寺田 輝介君
長
外務省欧亜局長 兵藤 長雄君
外務省中近東ア 小原 武君
フリカ局長
外務省経済局長 小倉 和夫君
外務省経済協力 川上 隆朗君
局長
外務省条約局長 柳井 俊二君
外務省国際連合 丹波 實君
局長
外務省情報調査 鈴木 勝也君
局長
大蔵大臣官房総 日高 壮平君
務審議官
大蔵省主計局長 斎藤 次郎君
大蔵省主税局長 濱本 英輔君
大蔵省理財局長 寺村 信行君
大蔵省証券局長 松野 允彦君
大蔵省銀行局長 土田 正顕君
国税庁次長 冨沢 宏君
文部大臣官房長 野崎 弘君
文部省高等教育 前畑 安宏君
局長
文部省体育局長 逸見 博昌君
文化庁次長 吉田 茂君
厚生大臣官房総 大西 孝夫君
務審議官
厚生大臣官房老 岡光 序治君
人福祉部長
厚生省健康政策 古市 圭治君
局長
厚生省保険局長 黒木 武弘君
厚生省年金局長 加藤 栄一君
社会保険庁運営
部長 奥村 明雄君
兼内閣審議官
農林水産大臣官 馬場久萬男君
房長
農林水産大臣官 山本 徹君
房予算課長
農林水産省経済 川合 淳二君
局長
水産庁長官 鶴岡 俊彦君
通商産業大臣官 渡辺 修君
房総務審議官
通商産業省機械 熊野 英昭君
情報産業局長
資源エネルギー 川田 洋輝君
公益事業部長
運輸省運輸政策 大塚 秀夫君
局長
運輸省運輸政策
局次長 向山 秀昭君
兼内閣審議官
運輸省鉄道局長 井山 嗣夫君
運輸省自動車交 水田 嘉憲君
通局長
海上保安庁次長 小和田 統君
郵政大臣官房長 木下 昌浩君
郵政大臣官房経 山口 憲美君
理部長
郵政省郵務局長 早田 利雄君
郵政省貯金局長 松野 春樹君
郵政省簡易保険 荒瀬 眞幸君
局長
労働大臣官房長 齋藤 邦彦君
労働省労働基準 佐藤 勝美君
局長
労働省婦人局長 松原 亘子君
労働省職業安定 若林 之矩君
局長
建設大臣官房長 望月 薫雄君
建設大臣官房会 近藤 茂夫君
計課長
建設省都市局長 市川 一朗君
建設省道路局長 藤井 治芳君
建設省住宅局長 立石 真君
自治大臣官房審 遠藤 安彦君
議官
自治大臣官房審 石川 嘉延君
議官
自治省行政局選 吉田 弘正君
挙部長
事務局側
常任委員会専門 宮下 忠安君
員
説明員
大蔵大臣官房参 佐藤 謙君
事官
―――――――――――――
本日の会議に付した案件
○委嘱審査報告書に関する件
○平成四年度一般会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成四年度特別会計予算(内閣提出、衆議院送
付)
○平成四年度政府関係機関予算(内閣提出、衆議
院送付)
―――――――――――――
中
中村太郎#1
○委員長(中村太郎君) ただいまから予算委員会を開会いたします。
この際、御報告いたします。
本委員会は、平成四年度総予算三案につきまして、内閣委員会外十五委員会にその審査を委嘱いたしておりましたが、各委員長からそれぞれ審査概要について報告書が提出されました。
つきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →この際、御報告いたします。
本委員会は、平成四年度総予算三案につきまして、内閣委員会外十五委員会にその審査を委嘱いたしておりましたが、各委員長からそれぞれ審査概要について報告書が提出されました。
つきましては、これを本日の会議録の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
中
中
中村太郎#3
○委員長(中村太郎君) 次に、平成四年度総予算三案の締めくくり総括質疑に関する理事会決定事項について御報告いたします。
締めくくり総括質疑は、本日一日間とすること、質疑割り当て時間の総計は百四分とし、各会派への割り当て時間は、日本社会党・護憲共同五十六分、公明党・国民会議十七分、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合それぞれ九分、参院クラブ四分とすること、質疑順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。
ただいま御報告いたしました理事会決定のとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →締めくくり総括質疑は、本日一日間とすること、質疑割り当て時間の総計は百四分とし、各会派への割り当て時間は、日本社会党・護憲共同五十六分、公明党・国民会議十七分、日本共産党、連合参議院及び民社党・スポーツ・国民連合それぞれ九分、参院クラブ四分とすること、質疑順位についてはお手元に配付いたしておりますとおりとすること、以上でございます。
ただいま御報告いたしました理事会決定のとおり取り運ぶことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
中
中
中村太郎#5
○委員長(中村太郎君) 平成四年度一般会計予算、平成四年度特別会計予算、平成四年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
これより締めくくり総括質疑に入ります。梶原敬義君。
この発言だけを見る →これより締めくくり総括質疑に入ります。梶原敬義君。
梶
梶原敬義#6
○梶原敬義君 最初に、ペルーのフジモリ大統領が突如憲法停止、国会を解散して非常人権を握ったと伝えられております。背景はよくわかりません、我々も。しかし、大統領による軍事クーデターとも伝えられておるところでございますが、一方では、政治的な行き詰まりを打開する非常措置だということも伝えられております。いずれにいたしましても、ペルーの民主主義の芽を摘むものではないか、こういう心配もあります。政府はどのような状況把握等されておるのか、大統領のとった行為についてどのように考えておられるのか、経済援助についてはどうするのか、お尋ねいたします。
この発言だけを見る →渡
渡辺美智雄#7
○国務大臣(渡辺美智雄君) フジモリ大統領が、非常に国民の絶対的な支持を受けて大統領に選出され、それ以来大変涙ぐましい努力を、改革をやってまいりました。そのことは我々は高く評価をし、昨年も多額の援助を支出したわけであります。日本にもおいでになった。その成功を願っておったわけですが、突如、今おっしゃったような問題に発展したことはまことに遺憾であると言わざるを得ません。我々としては、動機がどうあろうとも、クーデターと思われるような憲法を無視するようなやり方について賛成をするというわけにはまいりません。
ただ一つ、我々が愁眉を多少開きかけているというのは、彼がどういうふうにしたらば今後のペルーの本当の再建ができるのかという青写真を示して、つまり民主主義回復のための計画というものを発表された。その点が他の軍事政権クーデターとは違うと。憲法改正のための準備をする、それから六-九カ月以内に憲法草案をつくった段階で第二回の国民投票を行う。その国民投票の結果、可能な限り早い時期に新議会結成のための選挙を行うというような、民主主義に訴えて、もう一遍民主主義の立て直しをやるんだということを言っておるし、二、三週間のうちに軟禁状態の議員等の政治家についてはこれを解除するというようなことを言っておりますので、政府といたしましては、もう少しペルーのフジモリ大統領のやり方について大きな関心を持ちながら見守っていきたいと考えております。
この発言だけを見る →ただ一つ、我々が愁眉を多少開きかけているというのは、彼がどういうふうにしたらば今後のペルーの本当の再建ができるのかという青写真を示して、つまり民主主義回復のための計画というものを発表された。その点が他の軍事政権クーデターとは違うと。憲法改正のための準備をする、それから六-九カ月以内に憲法草案をつくった段階で第二回の国民投票を行う。その国民投票の結果、可能な限り早い時期に新議会結成のための選挙を行うというような、民主主義に訴えて、もう一遍民主主義の立て直しをやるんだということを言っておるし、二、三週間のうちに軟禁状態の議員等の政治家についてはこれを解除するというようなことを言っておりますので、政府といたしましては、もう少しペルーのフジモリ大統領のやり方について大きな関心を持ちながら見守っていきたいと考えております。
寺
寺田輝介#8
○政府委員(寺田輝介君) ペルーにおきます現状について若干事実関係をまず御説明させていただきたいと存じます。
これは大使館から入りました情報でございますが、現在のペルーの状況といいますのは、大統領府、国会、最高裁判所等主要政府機関が軍により包囲、警備されている、しかし市民生活は通常と変わらず平穏である。また、商店は通常どおり営業しておる。そのほかは、バス等の公共交通機関もほぼ正常に機能している。学校の方ですが、これは六日は休校でございましたが七日の朝より全国で予定どおり開校されている、こういうことでございます。
他方、ペルー市民の反応ぶりでございますが、直ちに行われました世論調査を見てみますと、八〇%の支持があるということでございます。御案内のところと思いますが、フジモリさんが大統領に選ばれたときの投票率が六十数%でございましたが、現在は、この措置をとった後が八〇%と、そういう一般庶民、一般国民の支持が見られるわけでございます。
以上が事実関係でございます。
この発言だけを見る →これは大使館から入りました情報でございますが、現在のペルーの状況といいますのは、大統領府、国会、最高裁判所等主要政府機関が軍により包囲、警備されている、しかし市民生活は通常と変わらず平穏である。また、商店は通常どおり営業しておる。そのほかは、バス等の公共交通機関もほぼ正常に機能している。学校の方ですが、これは六日は休校でございましたが七日の朝より全国で予定どおり開校されている、こういうことでございます。
他方、ペルー市民の反応ぶりでございますが、直ちに行われました世論調査を見てみますと、八〇%の支持があるということでございます。御案内のところと思いますが、フジモリさんが大統領に選ばれたときの投票率が六十数%でございましたが、現在は、この措置をとった後が八〇%と、そういう一般庶民、一般国民の支持が見られるわけでございます。
以上が事実関係でございます。
梶
梶原敬義#9
○梶原敬義君 外務大臣、この前国会でフジモリ。さんの演説を私どもも聞いたばかりでびっくりしましたが、援助もやっておるということで、直接電話を入れて、フジモリさんびっくりしたと、どうしているのか、余りむちゃするなよというぐらいの話はされたんじゃないかと思うんですが、どうですか。
この発言だけを見る →渡
梶
梶原敬義#11
○梶原敬義君 次に移りますが、きょうの新聞で報道されておりますように、米軍機が神奈川県の大和市と横浜市の上空で八日、約一時間半にわたりましてアクロバットの飛行訓練を繰り返して、住民は恐怖におののき、小学校も一時間にわたって授業を中断したと、こういう報道がされておりますが、防衛庁、この点について報告をお願いします。
この発言だけを見る →竹
竹下昭#12
○政府委員(竹下昭君) お答えします。
六日の午後九時四十五分ごろ、米軍機かどうかはっきりしませんけれども、御殿場地域でいわゆる衝撃波によるところの事故が起きているということでございます。これにつきまして、施設庁はすぐ調査を開始しまして、今米軍の方から調査中という回答をもらっております。
七日の日に横浜局の担当部長が厚木の方に参りまして、その事実確認と遺憾の意を表明すると同時に、またきょうは本庁から横田の方に担当の調停官が参りまして、事実確認等を今行っているところでございます。事故は六日の午後九時四十五分ごろということでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →六日の午後九時四十五分ごろ、米軍機かどうかはっきりしませんけれども、御殿場地域でいわゆる衝撃波によるところの事故が起きているということでございます。これにつきまして、施設庁はすぐ調査を開始しまして、今米軍の方から調査中という回答をもらっております。
七日の日に横浜局の担当部長が厚木の方に参りまして、その事実確認と遺憾の意を表明すると同時に、またきょうは本庁から横田の方に担当の調停官が参りまして、事実確認等を今行っているところでございます。事故は六日の午後九時四十五分ごろということでございます。
以上でございます。
梶
竹
竹下昭#14
○政府委員(竹下昭君) 八日の件につきましては、ちょっと私どもまだ確認しておりませんが、直ちに確認してみたいと思います。
八日の件につきましては、今確認しておりませんので確認し、それが非常に危険な飛行等でございましたら、私どもは米軍の方にその是正方等について申し入れることとしております。(「国会で聞かれなければ、それじゃ調べないんですか。冗。談じゃない。」と呼ぶ者あり)私どもは常日ごろから、こういう情報等がございましたら直ちに調べております。
ただ、きょうのこの記事につきましては、私どもまだその情報をつかんでおりませんので、きょう直ちにそれらについても確認していきたいと思っております。
この発言だけを見る →八日の件につきましては、今確認しておりませんので確認し、それが非常に危険な飛行等でございましたら、私どもは米軍の方にその是正方等について申し入れることとしております。(「国会で聞かれなければ、それじゃ調べないんですか。冗。談じゃない。」と呼ぶ者あり)私どもは常日ごろから、こういう情報等がございましたら直ちに調べております。
ただ、きょうのこの記事につきましては、私どもまだその情報をつかんでおりませんので、きょう直ちにそれらについても確認していきたいと思っております。
梶
梶原敬義#15
○梶原敬義君 防衛庁というのはまさに国民の安全保障、今のような状況ですとちょっと困るんですがね。
今後、状況を報告していただくということと、もっと厳しい対応、小林議員もこの前からたびたびこの問題を取り上げて、それに対する答弁も本当に聞いておりまして豆腐のようなふわふわした話でしたが、こういうことを繰り返しておるんですが、防衛庁長官、しっかりしたお答えをお願いします。
この発言だけを見る →今後、状況を報告していただくということと、もっと厳しい対応、小林議員もこの前からたびたびこの問題を取り上げて、それに対する答弁も本当に聞いておりまして豆腐のようなふわふわした話でしたが、こういうことを繰り返しておるんですが、防衛庁長官、しっかりしたお答えをお願いします。
宮
宮下創平#16
○国務大臣(宮下創平君) 今、施設庁の総務部長が答弁申し上げましたとおり、この八日の件は、私も先ほどちょっと新聞等で、先生の御質問があるということで至急調査するように指示をいたしました。
もしもこの新聞に報道されておりますように、この基地め開放日のデモンストレーションの訓練飛行等で、しかも住民が極めて危険を感ずる、あるいは非常に驚きとか、あるいは子供が非常におびえたとか、いろいろの電話がかかったという記述がございますけれども、そういうような事態でございますれば、私どもの方としてこれについてよく問い合わせ、事実確認をした上で、住民にいたずらなる不安感を与えることはこれは好ましいことではございません。また、日米安保条約の建前で、私ども米軍のプレゼンスが必要だ、そして演習も必要だと認めておりまずけれども、これが国民的な理解が得られないということになりますと重要なことになってまいりますから、私といたしましても事実関係を明確にした上で対処いたしたい、こう思います。
この発言だけを見る →もしもこの新聞に報道されておりますように、この基地め開放日のデモンストレーションの訓練飛行等で、しかも住民が極めて危険を感ずる、あるいは非常に驚きとか、あるいは子供が非常におびえたとか、いろいろの電話がかかったという記述がございますけれども、そういうような事態でございますれば、私どもの方としてこれについてよく問い合わせ、事実確認をした上で、住民にいたずらなる不安感を与えることはこれは好ましいことではございません。また、日米安保条約の建前で、私ども米軍のプレゼンスが必要だ、そして演習も必要だと認めておりまずけれども、これが国民的な理解が得られないということになりますと重要なことになってまいりますから、私といたしましても事実関係を明確にした上で対処いたしたい、こう思います。
梶
梶原敬義#17
○梶原敬義君 米軍がやれば、日本は米軍に対しては非常にこれまでずっと弱腰ですね、だれが考えても。しっかりそこは言うべきことはやっぱり言ってもらわなきゃ、果たして日本は独立国か、こういうことさえ国民は思います。いいですか。
この発言だけを見る →宮
宮下創平#18
○国務大臣(宮下創平君) まさに相互信頼がなければ有効な我が国の抑止力たり得ないわけでございますから、そういう点に重々配慮して、今後運用の適正を期してまいりたいと思います。
この発言だけを見る →梶
梶原敬義#19
○梶原敬義君 次に移りますが、宮澤総理、大変お気の毒ですが、支持率がきのうの新聞調査で二二%まで落ちておりまして、不支持は四九%に達したと言われています。各社ともそういう傾向が出ておりますが、一体原因は何だと思われますか。
この発言だけを見る →宮
宮澤喜一#20
○国務大臣(宮澤喜一君) 私自身にいろいろ行き届かない点が多々あることはよく反省をいたしております。
やはり、正月以来政治に暗い話が続いておりまして、それに対する国民の不信、これに対しては政治改革をもってこたえなければならないわけでございますが、そしてまた、その問題につきましては自民党もそうでございますが各党ともまた柏協議を願っておる段階でございますけれども、そういう問題。あるいはいわゆる経済でバブルと言われるものがはじけて、そしてお互い知っておりますような経済状態が続いているということについての国民の反応等々というものも底流にあるであろうと。
きちんと対応してまいらなければならないと考えております。
この発言だけを見る →やはり、正月以来政治に暗い話が続いておりまして、それに対する国民の不信、これに対しては政治改革をもってこたえなければならないわけでございますが、そしてまた、その問題につきましては自民党もそうでございますが各党ともまた柏協議を願っておる段階でございますけれども、そういう問題。あるいはいわゆる経済でバブルと言われるものがはじけて、そしてお互い知っておりますような経済状態が続いているということについての国民の反応等々というものも底流にあるであろうと。
きちんと対応してまいらなければならないと考えております。
梶
梶原敬義#21
○梶原敬義君 新聞では、総理の指導力とか政治改革、政治倫理、そういう問題に対する評価がマイナスだというのが伝えられておりますが、私も宮澤総理待望をしておりました一人といたしまして、非常に期待が裏切られた感が強いんです。
予算委員会でずっと接しておりまして、私が感じた総理の一番問題というのは、例えば宮澤総理の派閥の前事務総長の阿部文男代議士あるいは塩崎さんや鈴木元総理、要するに派閥の一番近いところから出ているそういう問題に対して、総理がみずから反省しみずから問題を明らかにするという姿勢がどうしても感じられないんです。他人ごとのような言われ方を何度かする。それに対してどうしても、にやっと笑われた総理、朝見まして、もうなかなかこんなことも言いづらいなと思ったんですが、本当に思っていることを言わしてもらうと、そこなんですね。何か大事なことを他人ごとのように扱われておる。我々も一対一の勝負をずっとしているし、たくさんの人と会いますから、頭がいい悪いは別で、人と人が会ったときにその人の人間性とか腹とか、人を見抜く力というのはある程度あると思う。その点が感じられないんですね。その点はいかがでしょうか。
この発言だけを見る →予算委員会でずっと接しておりまして、私が感じた総理の一番問題というのは、例えば宮澤総理の派閥の前事務総長の阿部文男代議士あるいは塩崎さんや鈴木元総理、要するに派閥の一番近いところから出ているそういう問題に対して、総理がみずから反省しみずから問題を明らかにするという姿勢がどうしても感じられないんです。他人ごとのような言われ方を何度かする。それに対してどうしても、にやっと笑われた総理、朝見まして、もうなかなかこんなことも言いづらいなと思ったんですが、本当に思っていることを言わしてもらうと、そこなんですね。何か大事なことを他人ごとのように扱われておる。我々も一対一の勝負をずっとしているし、たくさんの人と会いますから、頭がいい悪いは別で、人と人が会ったときにその人の人間性とか腹とか、人を見抜く力というのはある程度あると思う。その点が感じられないんですね。その点はいかがでしょうか。
宮
宮澤喜一#22
○国務大臣(宮澤喜一君) 今言われましたことは、すべて私にとりましては実は痛切に感じておる問題でございます。それは、申し上げるまでもないことでございますが、この公の場におきましてそういうお話を申し上げるときに、どうしてもやはり申し上げ方が慎重になっておるということは、あるいは私の表現力、表現の仕方に問題があるのかもしれません。
気持ちといたしましては、それらの問題は実は自分で非常に痛切に心配をしております問題でございます。
この発言だけを見る →気持ちといたしましては、それらの問題は実は自分で非常に痛切に心配をしております問題でございます。
梶
梶原敬義#23
○梶原敬義君 私は、表現力とか言葉ではないと思います。もう心だと思います。一言でいい、済まない、おれは努力をすると、それでいい。それが伝わらないので、これからぜひ思い切ってそのことを、国民の前に体をさらしていただきたいと思うんです。
総理大臣とは一体何か、こう考えたら、やっぱり一国の最高の政治責任者だと私は考えます。そういう責任を負っていると思うんですね。したがって、そういう細々したことより、そこをどうするかという政治姿勢を私は求めたいんです。くどくどと申し上げますが、もう一度決意を聞かせてください。
この発言だけを見る →総理大臣とは一体何か、こう考えたら、やっぱり一国の最高の政治責任者だと私は考えます。そういう責任を負っていると思うんですね。したがって、そういう細々したことより、そこをどうするかという政治姿勢を私は求めたいんです。くどくどと申し上げますが、もう一度決意を聞かせてください。
宮
宮澤喜一#24
○国務大臣(宮澤喜一君) 梶原委員とはきのうきょうのおつき合いでありませんので、いろいろおっしゃってくださることは、私、素直に受け取ることができます。自分といたしまして、いろんな場合にもう少しあけっ放しで気持ちを申し上げた方がいいということについての御指摘は素直に承ります。
この発言だけを見る →梶
梶原敬義#25
○梶原敬義君 次に、総理の今度の施政方針演説の目玉は生活大国への前進、こういうことだろうと私は考えますが、以下お尋ねをします。
内政の最重要課題といたしまして、生活大国への前進を掲げられました。その実現に向けて、社会資本の整備、労働時間の短縮あるいは国土の均衡ある発展など六項目を挙げておられましたが、いろいろ読み、お聞きしても、どうしても具体的なイメージがわいてきません。国民生活がどのような状態になったときのことを生活大国と、こう言うのか。あるいはまた、どこかよその国のそういうようなモデルを想定されているのか、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →内政の最重要課題といたしまして、生活大国への前進を掲げられました。その実現に向けて、社会資本の整備、労働時間の短縮あるいは国土の均衡ある発展など六項目を挙げておられましたが、いろいろ読み、お聞きしても、どうしても具体的なイメージがわいてきません。国民生活がどのような状態になったときのことを生活大国と、こう言うのか。あるいはまた、どこかよその国のそういうようなモデルを想定されているのか、いかがでしょうか。
宮
宮澤喜一#26
○国務大臣(宮澤喜一君) 生活大国というものの具体的なあり方につきましては、過般、施政方針の演説でも六点にわたりまして申し上げたところでございます。
つまりそれは、ただいわゆるインフラストラクチャーの整備というようなことではありませんで、それも大事なことでございますけれども、その間における労働時間であるとか、あるいは高齢者等々の方の生きがいの問題であるとか、女性の社会的な活動の問題であるとか、あるいは国土の一極集中を排除するといったような問題の中から、国民一人一人が自分で責任を持って自分の価値観を持ち、そうして自分の生活設計をしていけるような、いわばそういう複数の価値観が許される、またそのことが望ましい社会を我が国は築ける。それは世界のどこの国でもそういうことができるとは私は思いませんけれども、我が国はここまで参りましたらそういうことに努めるべきだし、またそれができる国になったという、そういう気持ちでございます。
そこで、これからこれを今年からの長期経済計画に具体化をしていただくということで経済審議会が今検討しておられるわけでございますが、これを展開していくためには、確かにある程度の成長を必要といたします。そのフレームは今経済審議会で検討しておられますが、同時にまた、これは一つは国民総生産の広い意味での分配と申しますか、分け方の問題であろうというふうに考えております。
端的な例は、輸出偏重というようなことを改めなければいけない。これは、内需を強めてということは国民的なもう合意がございますけれども、そういったような各方面におけるGNPの配分の問題でもあると考えておりますので、したがいまして、一つはこれに必要な成長、一つはその成長をどのように配分するか、この二つの問題について経済審議会に御検討を願っておるところでございます。
この発言だけを見る →つまりそれは、ただいわゆるインフラストラクチャーの整備というようなことではありませんで、それも大事なことでございますけれども、その間における労働時間であるとか、あるいは高齢者等々の方の生きがいの問題であるとか、女性の社会的な活動の問題であるとか、あるいは国土の一極集中を排除するといったような問題の中から、国民一人一人が自分で責任を持って自分の価値観を持ち、そうして自分の生活設計をしていけるような、いわばそういう複数の価値観が許される、またそのことが望ましい社会を我が国は築ける。それは世界のどこの国でもそういうことができるとは私は思いませんけれども、我が国はここまで参りましたらそういうことに努めるべきだし、またそれができる国になったという、そういう気持ちでございます。
そこで、これからこれを今年からの長期経済計画に具体化をしていただくということで経済審議会が今検討しておられるわけでございますが、これを展開していくためには、確かにある程度の成長を必要といたします。そのフレームは今経済審議会で検討しておられますが、同時にまた、これは一つは国民総生産の広い意味での分配と申しますか、分け方の問題であろうというふうに考えております。
端的な例は、輸出偏重というようなことを改めなければいけない。これは、内需を強めてということは国民的なもう合意がございますけれども、そういったような各方面におけるGNPの配分の問題でもあると考えておりますので、したがいまして、一つはこれに必要な成長、一つはその成長をどのように配分するか、この二つの問題について経済審議会に御検討を願っておるところでございます。
梶
梶原敬義#27
○梶原敬義君 総理の生活大国論は、ある程度高成長といいますか、多量生産多量消費型の経済のパターンというものを一つには前提に置かれている。もう一つは、今言われますようにGNPの分配をどうするかという問題、これは今お聞きをいたしました。
ただ、もう少し先のことを考えると、二十一世紀中ごろ、例えば一つは人口の問題を申し上げますと、一九九一年の人口統計では世界は五十四億人、それから二〇〇一年では六十四億人、二〇五〇年では百億人、こういうように非常に世界人口がふえるような推計がなされております。その生活大国の前提となる世界の食糧供給、そういう食糧供給の中で日本は一体どうするのか。よそからあくまでたくさん買って、そして消費をするというのか。そういう前提となるものが一つは食糧、もう一つはエネルギーですね。
通産省お見えだと思いますが、後からお聞きしたいんですが、一体石油エネルギーはいつまで続くのか。出していただいた資料では、大体四十五年ぐらいするともう枯渇するんじゃないかというデータもいただいております。倍になっても九十年。まあ四、五十年から九十年たつと石油はほぼ枯渇するだろう、こう言われている。一体どうするのか。
この二つの前提を一体どうお考えでしょうか。
この発言だけを見る →ただ、もう少し先のことを考えると、二十一世紀中ごろ、例えば一つは人口の問題を申し上げますと、一九九一年の人口統計では世界は五十四億人、それから二〇〇一年では六十四億人、二〇五〇年では百億人、こういうように非常に世界人口がふえるような推計がなされております。その生活大国の前提となる世界の食糧供給、そういう食糧供給の中で日本は一体どうするのか。よそからあくまでたくさん買って、そして消費をするというのか。そういう前提となるものが一つは食糧、もう一つはエネルギーですね。
通産省お見えだと思いますが、後からお聞きしたいんですが、一体石油エネルギーはいつまで続くのか。出していただいた資料では、大体四十五年ぐらいするともう枯渇するんじゃないかというデータもいただいております。倍になっても九十年。まあ四、五十年から九十年たつと石油はほぼ枯渇するだろう、こう言われている。一体どうするのか。
この二つの前提を一体どうお考えでしょうか。
田
田名部匡省#28
○国務大臣(田名部匡省君) 総理の前にちょっとお答えを申し上げたいと思いますが、食糧に関する限りは、狭い国土に一億二千万の人口を擁しておりますので、その一億二千万の国民が年々豊かになってまいりまして、食糧に対する消費の多様化というものが非常にここ数年で伸びました。そのために、これからの自給を確保していくということは相当の努力が要ると思います。
そこで、平成二年に閣議で御決定いただきました、二〇〇〇年を目途にカロリーベースで今の四七を五〇%に自給率を上げるということが決められております。そこで、わずか三%でありますが、この三%を上げるということは先ほど申し上げましたように大変な努力が要りますので、特に米、小麦、大豆、大家畜、こうしたものを中心に生産を拡大する、コストの低減を図るということに最大の努力をしていかなきゃならぬことと、優秀な担い手を確保いたしまして、さらにバイオテクノロジー、こういう技術を駆使してこの目標に向けて最大の努力をしていかなきゃならぬ、こう考えております。
この発言だけを見る →そこで、平成二年に閣議で御決定いただきました、二〇〇〇年を目途にカロリーベースで今の四七を五〇%に自給率を上げるということが決められております。そこで、わずか三%でありますが、この三%を上げるということは先ほど申し上げましたように大変な努力が要りますので、特に米、小麦、大豆、大家畜、こうしたものを中心に生産を拡大する、コストの低減を図るということに最大の努力をしていかなきゃならぬことと、優秀な担い手を確保いたしまして、さらにバイオテクノロジー、こういう技術を駆使してこの目標に向けて最大の努力をしていかなきゃならぬ、こう考えております。
野
野田毅#29
○国務大臣(野田毅君) 今、梶原委員御指摘ございました人口の問題、食糧の問題、エネルギーの問題、それぞれ限られたこの地球社会における資源をどういうふうに世界全体の経済の発展と結びつけていくかということは非常に大事な課題であります。農業の分野につきましては、今農水大臣からおおむねお答えのあったとおりでございます。
基本的に、生活大国を目指していく上で、食糧を国民に安定供給を図るということは非常に大事な大前提であると思っております。しかし同時に、国内の農業生産あるいは農業基盤の強化という側面のみならず、少なくとも途上国における食糧問題、人口問題ということが地球レベルで考えると非常に大きな問題であります。焼き畑農業などいろんな環境との関連もございます。そういった点で、少なくとも我が国自身がみずからの国における農業生産基盤をいかに強化していくかということと同時に、そういった途上国に対する農業支援といいますか、自給体制を図られるような、環境と調和した農業生産が行われるような援助といいますか支援のあり方ということも非常に大事なテーマであると認識をいたしております。
同時に、エネルギーの問題につきましては、今御指摘のありました、いわゆる供給制約という側面ももちろんありますけれども、他方ではいわゆる地球の温暖化など、地球環境との調和というものが非常に大事な時代に入ってきております。
そういった意味で、経済審議会で今いろいろ濃密な御議論をいただいておりますけれども、地球社会と共存する生活大国というものを目指してこれをどうバランスをとっていくか、今鋭意御検討いただいている最中でございまして、委員の今御指摘のありましたそういった問題意識を十分踏まえた上で御検討いただいておるという状況にございます。
この発言だけを見る →基本的に、生活大国を目指していく上で、食糧を国民に安定供給を図るということは非常に大事な大前提であると思っております。しかし同時に、国内の農業生産あるいは農業基盤の強化という側面のみならず、少なくとも途上国における食糧問題、人口問題ということが地球レベルで考えると非常に大きな問題であります。焼き畑農業などいろんな環境との関連もございます。そういった点で、少なくとも我が国自身がみずからの国における農業生産基盤をいかに強化していくかということと同時に、そういった途上国に対する農業支援といいますか、自給体制を図られるような、環境と調和した農業生産が行われるような援助といいますか支援のあり方ということも非常に大事なテーマであると認識をいたしております。
同時に、エネルギーの問題につきましては、今御指摘のありました、いわゆる供給制約という側面ももちろんありますけれども、他方ではいわゆる地球の温暖化など、地球環境との調和というものが非常に大事な時代に入ってきております。
そういった意味で、経済審議会で今いろいろ濃密な御議論をいただいておりますけれども、地球社会と共存する生活大国というものを目指してこれをどうバランスをとっていくか、今鋭意御検討いただいている最中でございまして、委員の今御指摘のありましたそういった問題意識を十分踏まえた上で御検討いただいておるという状況にございます。