羽田孜の発言 (大蔵委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○羽田国務大臣 御指摘がございましたように、まさに現在の公債の残高というのは百七十六兆円に達する、そして国債費が歳出の二割も超えてしまうということでございまして、依然として構造的な厳しさが続いております。加えて、四年度税収は当初の見積もりに比べましても大幅な減収が生じるものと見込まれることでございまして、我が国の財政は近年になく容易ならざる状況にあろうというふうに考えております。
 今後の中期的な財政運営につきましての御指摘があったわけでございますけれども、高齢化社会に多大の負担を残さず、二度と特例公債を発行しないことを基本として、公債依存度の引き下げ等によりまして公債残高が累増しないような財政体質をつくり上げていくこと、これはさらに私どもは真剣に努力しなければいけないことであろうと思っております。今後ともこのような考え方に沿いまして、極めて厳しい財政事情のもとでございますけれども、できるだけ制度、施策、こういったものを見直しながら、この再建を図るためにやっていかなければならないというふうに思っております。
 ただ、新努力目標、この五%の目標についてでございますけれども、当面財政が緊急に取り組むべき財政構造の確立を目指すものでございまして、各年度の予算編成におきまして、そのときどきの景気の情勢ですとか、あるいは財政事情等に応じ、可能な限りその五%の目的達成に向けて最大限の努力を払っていくべきものであろうと思っております。
 まあ五カ年程度が目途とされているものでございますので、いずれにいたしましても、現下の財政状況に照らせば公債累増体質こういったものの脱却が喫緊の課題であろうというふうに考えながら、我々はさらに努力をしていかなければならないことを今改めて私たちは考えなければいけないということを申し上げて御答弁とさせていただきます。

発言情報

speech_id: 112504629X00119921126_014

発言者: 羽田孜

speaker_id: 3201

日付: 1992-11-26

院: 衆議院

会議名: 大蔵委員会