野崎弘の発言 (文教委員会)
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○野崎政府委員 お答え申し上げます。
今大臣のお話にございましたような方向で私ども現在通知の文書をまとめているところでございまして、第三次報告の趣旨に沿いました指導通知を出しまして、まず指導の徹底を図っていきたい、このように思っています。またいろいろな会議の場等におきましても、この趣旨を十分伝えていきたい、このように思っております。
それで、この問題は確かに公教育として関与しないということで打ち出したわけでございまして、今お話ございましたように、実際にやる先生方の御苦労というのはなかなか大変なことだと私ども思います。しかし、やはりそこから取り組んでいただきませんと、物事は始まらないのじゃないか。少なくとも今までやっていたことがおかしいんだという、その基本認識を先生方にまず持っていただきたい、そのあたりを私どもとしてはまずしっかりと伝えていきたい、こう思っております。
そして一方、この推進会議におきましては、高校入学者選抜のいろいろな選抜方法の多様化、あるいは選抜尺度の多元化、あるいは複数受験機会を与えるとか、いろいろな提言がされております。そういうものも十分活用して、子供たちの興味、関心に応じて選抜ができるというような形に先生方がぜひ進路指導をしていっていただきたいと思うわけでございます。
今お話ございましたように、この業者テスト、大変便利な尺度なわけでございますけれども、余り便利過ぎる。しかも、それがある意味ではアナログ的じゃない、ディジタルで、数字として出てきてしまうものですから、まさにそこで輪切りが線引きで行われる、ここに私どもは問題があるのじゃないか。この進路指導というのは若干アナログ的に考える必要がある。やはり子供たちの興味、関心、そういうものを十分先生方が把握しながら、また子供たちの今までの勉強の程度というものも見ながら、これはまさに汗をかいた指導、そして同時に高等学校の方におきましても、単なる普通科とかあるいは進学校というようなことじゃなしに多様な教育内容を用意する、そしていろいろな特色ある教育を提供することによって子供たちの興味、関心の方にもこたえられていくような、そういうような、これはまさに子供たちの興味、関心をどう生かしていくかということで先生方の努力も大事ですし、それから高等学校を設置している方々も大事です。さらには子供たちの観の意識あるいは社会の意識、そのあたりを総合的に考えていかなきゃならぬ大変大きな課題だと思っておりますが、そういう意味で、そう一朝一夕に受験競争というものがなくなっていくのか、そのように私どもも思いませんけれども、まずやるべきところからやっていくということが大事だというような姿勢でこれから臨んでまいりたい、こう思っております。