白川勝彦の発言 (予算委員会)

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○白川委員 なかなかいいことを言ったと思うのですよ。問題は、お互いに現実の政治家でございます。そして、今言ったとおり現実の問題にぶつかっているわけです。今まではぶつからなくてよかったのですよ、社会党は。しかし、今は自衛隊を合憲と考える細川内閣に党として入ったのです。個人として入ったのじゃないのです。そうすると、党に違憲と書いてある、立場が書いてあるわけでございまして、この立場から物を言えば、幾ら国務大臣としてはそう思っていても、社会党の閣僚が言うことは、基本的にはあってはならない自衛隊をなくするために言っているんじゃないかという誤解が国民に生ずるのです。
 どの程度の自衛隊がいいのか、どういう効率のいい自衛隊をつくるかという議論は、自衛隊が合憲であるという前提の中でいろいろと議論したわけでございまして、例えばこの点についてなどは、民社党が非常に見識の高い政党だったと思うわけでございます。これは同じ土俵の上に立った議論であって、お互いに聞けるのですが、もともと自衛隊をなくそうと考えている人たちの意見というのは、やはりその議論を聞いている人たちは、根本においてどうしても素直に聞けなくなる。したがって、冷静な議論ができない。私は正直申しまして、予算編成に当たっていろいろな問題がもう現に出つつある、こう思うわけでございます。
 さて、国政上、憲法の問題、自衛隊の問題は大きな問題でございますが、私は消費税という問題も、やはりあれだけのことがあったことでございますから国政上大事な問題だと思っています。しかも、この問題を早晩議論しなきゃならない、この場があると思うわけでございます。
 そこで、今後我々がいろいろな議論をする上で、また現在の景気対策その他をする上でどうしても聞いておかなきゃならぬことでございますので、お聞きしておきます。
 久保田経済企画庁長官、消費税を導入するときに、もちろん社会党は反対されました、あなたも反対したわけでございますけれども、現在は極めて不況でございます。不況になりますと法人税は落ちてくる、所得税も落ちてくる、歳入欠陥で国は苦しんでいるところでございます。私は、消費税という制度がなかったならば、今景気対策を打つなんて言っていますが、財源が乏しいわけでございますが、もっと危機的な財政状態になっていたと思うんでございます。
 消費税導入からはや四年たったわけでございますが、さて、経済企画庁長官という立場で、あの当時は反対したけれども、五年間たってみて、この消費税があるから今国は助かっている、こんなふうに思っておられるでしょうか。
 この辺、これはまさに景気対策その他をやらなきゃならない直接の所管大臣として、個人としてでも結構でございます、それは述べないというのなら国務大臣として、消費税というのが大きな役割を果たしている、これらについての御意見を承りたいと思います。

発言情報

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発言者: 白川勝彦

speaker_id: 9570

日付: 1993-12-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会