白川勝彦の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○白川委員 ゼネコン問題という問題をずっと論ずるつもりでございましたが、たまたま中西防衛庁長官の問題が出てきて、そしてゼネコン問題も極めて大事でございますが、内閣というのが一体どの方針に従ってハンドリングしているんだろうかということは、現在の補正予算それから来年度の予算編成に当たってきちんとしていただかなきゃならぬことが実は未解決のまま存在しているのがこの内閣である、その点を統一してもらいたい、私はこう言ったわけでございますが、実は最後にもう一点だけ指摘さしていただきます。
 自民党を含めて、小選挙区比例代表並立制、これは党議決定しているんだ、こう言っておりますが、名前はなるほど小選挙区比例代表並立制ということなんですが、これの案分とか何票制とかブロックとか実は全然別のことが議論されているわけでございます。
 私は、七十年続いた中選挙区制、これはいろんな要素を持っていると思うんです。これを一体、比例代表の要素を強くする方向に変えていくのか、それとも、もう一つの対極には小選挙区制というのがあるわけでございますが、こっちの方向に変えていくのかという基本議論が実は詰められないまま、名前だけは小選挙区比例代表並立制。海部内閣のときの小選挙区比例代表並立制は、明らかに中選挙区と小選挙区の中間に位置するものでございました。しかし、二百五十、二百五十と指摘するような小選挙区比例代表並立制は、現在の中選挙区制とほぼ同じか、ひょっとしたら比例代表の方の意味合いの強いという要素も出てくるわけでございます。こういうようなことを含めて、言葉では一致しているけれども本当の合意ができていないから合意できない、そして現在も自民党と政府の案が激しく対立しているわけでございます。
 言葉の上で一致しているということは本当の合意じゃないんです。そこをもう少し時間をかけて中身を詰めた上で、それから言葉を決めないとおかしなことになるのでございます。この選挙制度の改革が非常に難航しておりますのは、その基本的な部分の合意が実はなされていないがゆえに、そしてそれぞれが紙に書いた言葉だけでもって始まったものでございますからこれだけの大きな混乱があると私は思うわけでございます。
 政治改革の審議に当たっても、私は、この大事な選挙制度を、選挙後おおむね十日間でもって連立与党は決めたんじゃないでしょうか。そういうことを含めて、年内成立に向けての努力は結構でございますが、一方では、これから参議院で議論されるわけでございますが、積み残した問題がいっぱいございます。こういう点を私は、どうか皆様方、政府として柔軟に考えてこの審議に当たっていただきたい。そして本当の意味での合意、これはどっちが勝ったとか負けたではなくて、議論を尽くした上でのいい結果が出てくることを期待したいと思うわけでございますが、最後に、似たような問題でございますので、衆議院は終わりましたが、参議院審議に臨むに当たっての、改めて今私が触れたことの内容についての総理の見解をお聞きしたいと思います。

発言情報

speech_id: 112805261X00719931203_081

発言者: 白川勝彦

speaker_id: 9570

日付: 1993-12-03

院: 衆議院

会議名: 予算委員会