西田吉宏の発言 (環境特別委員会)

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○西田吉宏君 今の御答弁をお伺いして、基本認識ですね、合いささかおっしゃいましたけれども、これについてもう少しお伺いしたいと思うんです。
 我が国は高度に発達した産業社会であります。あらゆるものが経済的な成長、拡大といった尺度ではかられがちで今日まであるわけでありますけれども、この根底にはGNPを初めとする既存の経済指標が人々の活動を拘束しているという事態があるのではないかと思うのであります。
 例えば、我が国のすばらしい自然の価値がカウントされていないことや、環境が破壊され、その回復のために多大な費用が必要である。この費用をかけた場合はGNPがふえるといったようないわゆる矛盾がある。このような状況を改革し、経済の環境政策への調和を図るように、将来の経済活動を支える基盤としての環境を重視する持続可能な開発、この考え方を我が国の経済施策の中にもしっかり根づかせていかなければならない必要があるのじゃなかろうか、このように私は考えるわけであります。
 そこでお伺いいたしますが、経済指標の中に環境の価値を反映させる手段として、グリーンGNPなどの総合指標の確立に向けた検討が国際的に進められていると仄聞いたすのでありますが、我が国としての調査、検討は現状いかがなものか、この点まず一点お伺いをしたい、こう思います。
 第二番目には、環境保全を経済活動の中に取り込んでいくためには、環境基本計画にグリーンGNPといった指標で環境保全の必要性と効果を国民にもわかりやすい形で示す必要があるのではないかと考えます。環境庁としての御意見を二点お伺いしたい。

発言情報

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発言者: 西田吉宏

speaker_id: 14777

日付: 1993-11-10

院: 参議院

会議名: 環境特別委員会