平野貞夫の発言 (政治改革に関する特別委員会)

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○平野貞夫君 公述人の皆様には、貴重な御意見をありがとうございました。
 最初に御理解をちょうだいいたしたいんですが、新聞の報道であした委員長職権で質疑終局云々ということで大変おしかりをちょうだいいたしまして、何のための地方公聴会かという御指摘でございます。御指摘はごもっともだと思います。
 実は、決して上野委員長がそういうことを御自分の意思でやっているわけじゃございませんでして、これは、ちょうどきょうで参議院に参りましてから六十二日目でございまして、両院いろいろ経過がございましたんですが、連立与党のやむないお願いでございまして、上野委員長は今日でも円満な委員会をやりたいという希望はもちろん捨てていませんので、その点ひとつ、詳しいことは申しませんですが、せっぱ詰まった上の地方公聴会でございます。仮に形式的な修正ということがなくても、例えば松浦先生の御質疑の中でいろいろ貴重なことが御指摘されておりますし、ほかの会派からもいろいろ検討事項として宿題が出されておりますし、また皆さんの意見を必ず生かせる時期がございますので、どうか御理解をいただきたいと思います。
 私は唐橋先生と山崎さんそれから芳賀さんに御質問しようと思っております。
 ちょっといきさつを申しますと、実は自由民主党としましては伊東正義先生を本部長に政治改革大綱を平成元年につくられたわけでございます。私はそのころ国会事務局に勤めておりましてお手伝いをしました。私が担当しましたのは政治倫理と国会改革その他でございました。自由民主党としては大変立派な政治改革大綱ができまして、これに伊東先生、後藤田先生は政治生命をかけられたわけでございます。
 海部政権のときに、これをどう実行するかというときに、私たち内部の議論としましては、衆参の選挙制度はひとつ一体で議論して完成したらどうか、こういう意見を私は内部的に申し上げました。かなり自民党内でも取り上げてくれておりましたんですが、憲法制定のときにまず優位の衆議院の構成をきちっと決めてその上で参議院をどうするかというそういう順番というのがあったということをかなり憲法学者等にも言われまして、同時にまた、第八次選挙制度審議会の答申が参議院の方はきちっとしたものが間に合わないという実態もございまして、海部政権のときに、これを分離しましてまず衆議院、そして速やかに参議院、そして地方、こういうふうに実は分離したわけでございます。
 したがいまして、当然先からずっとやっていくわけでございますので、後に残る方は押し寄せ押し寄せで、いろんな現制度と新しい制度との矛盾といいますか、こういうものは経過としてやむを得ないわけでございまして、こういうものが今一番地方にしわ寄せされているんじゃないかと思います。この問題については、政府、出している方は形式論としてそういう矛盾はないということを主張せざるを得ないと思うんですが、率直に言いまして、政治の立場からいえばいま少し我慢していただきたいというのが私個人の本心でございます。
 そこで、まず芳賀さんにお願いしたいのは、先ほど政治資金の問題で、地方への配慮が要るんじゃないか、こういうことをおっしゃられましたんですが、もし何かアイデアがありましたらこの席で簡単に言っていただければありがたいんですが。

発言情報

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発言者: 平野貞夫

speaker_id: 22130

日付: 1994-01-19

院: 参議院

会議名: 政治改革に関する特別委員会