羽田孜の発言 (政治改革に関する調査特別委員会)

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○羽田内閣総理大臣 私はみずから、何というのですか、経済政策運営に携わった者といたしまして、あのときに、もう皆さんにもいろいろと御協力いただきましたけれども、十兆七千億という大きな経済対策を組みました。しかし、残念ですけれども、そういうものをやったら、普通だったら、あのころは史上最大だったんですね、ずっと吸い込まれるようにして国民の理解が得られた。しかしそうじゃなくて、そういうことをやったらはね返ってきちゃうんですね。結局、政治に対する不信というのがあった。
 これは、金だけじゃありませんよ、今お話があったとおり、一つの方向を決着つけるような、方向づけするような議論というのが残念ながらなされないというところに私は問題があったと思うんですね。ですからそういう意味で、確かに、何も大事である、これも大事であるけれども、しかします、景気対策やるにしても、政治改革をやり遂げることが何としても大事だということ。
 それから、確かにそれをやった結果、今御指摘のあったことは私は間違いないと思う。福祉税の問題とこの問題で難しくなったことも事実です。しかし、その後やはり、福祉税についてはだめになりましたけれども、お互いにこの土俵の中で、かつては消費税をアップするなんということについては考えられなかった。しかし、今度の特例措置をやる中にありまして、要するに国会の中は、全会一致でこれを修正して抜本的な税制の改革をやろうということが今度なされたということを見ましても、私は、あれは大きな教訓であったし、我々は多くのことを学習した。そして、各党の皆さん方も、本当にやはり責任ある政治はこうだということを理解していただけたんじゃないのかというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 112904573X00519940621_023

発言者: 羽田孜

speaker_id: 3201

日付: 1994-06-21

院: 衆議院

会議名: 政治改革に関する調査特別委員会