羽田孜の発言 (予算委員会)

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○羽田内閣総理大臣 今お話があったわけでございますけれども、やはり私も、今の状況というのは政治に対する閉塞状況、こういったものを国民が感じておるんじゃなかろうかという認識を持ちます。そういったものがいろいろな各種段階における選挙の投票率、非常に低いものがあるということでありますが、こういったところにあらわれているんじゃなかろうかというふうに考えております。
 ただ、確かに世界も大きく動くと同時に、やはり日本も大きく動いておるということがあろうというふうに思っておりまして、新しい一つの秩序がつくられる過渡期的な一つの産みの苦しみというようなことも言えるんじゃなかろうかというふうに思います。
 しかし、今御指摘がありましたように、どうも政策論議というものがなされないじゃないかというお話であるわけでありますけれども、そういったものが国民のところに見えてこないということになると、いよいよもって一体どうなっていってしまうんだという不安があるということであります。
 ただ、私どもが当面する問題というのは、政治の改革にしましても、あるいは経済の改革にしても、社会改革にいたしましても、行政改革等も含むわけでありますけれども、ともかくこういった改革というもの、あるいは国際的に日本がどんな役割を果たすのかということ、こういったことについての課題というのはもうほとんどメニューが並んでいるんじゃなかろうかというふうに思っておりまして、そういう問題に対して真正面から議論するということが、政治に対する、あるいは国民が将来に対する安心というものを取り戻すことになるんじゃなかろうかというふうに思っております。
 そういう中で、我々は国内の問題については、この国に生まれ育つ人たち、生きていく人たちが将来に向かって安心の持てるような、そういう国づくりということのために本当の論議が展開されるようなものにしていかなければならないということを、私自身も痛感しておることを申し上げたいと思います。

発言情報

speech_id: 112905261X00619940518_008

発言者: 羽田孜

speaker_id: 3201

日付: 1994-05-18

院: 衆議院

会議名: 予算委員会