伊東秀子の発言 (予算委員会)
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○伊東委員 社会党・護憲民主連合の伊東秀子でございます。羽田政権になりましてから、初めて質問をさせていただきます。
社会党が離脱いたしまして、大変複雑な心境でございますが、やはりびしびしと言うべきは言いというところで質問をさせていただきたいと思っております。
まず、国民の羽田内閣に対する支持率のことでございますが、こういう混迷の状況を反映いたしまして、大変国民の世論も厳しいのではないか。各新聞によってちょっと違いますが、五月十六日の新聞、これは時事通信社が十五日にまとめたもので、支持率は四〇・九%で、前月の細川内閣より五・三ポイント下回っている。つまり、前政権よりも下回ったのは極めて異例であるという報道がございます。
それから日経新聞、これは五月十八日ですが、支持率は四二・二%、不支持は三一・六%、そして予算成立後に早期に解散すべきであるというのが五一・一%、総辞職すべきであるが一三・六%。しかも不支持の理由が、我々社会党などが離脱した理由、さきがけが閣外に去った理由と大変関係していると思うのですけれども、政策決定がわかりにくい、四四・一%、安定感がない、四五・二%となっております。
それから、昨日の読売新聞でも、やはり不支持率は三四・二%。その大きい理由に、首相が実権を握っていない、四一・五%、安定感がない、四一・三%。ちなみに、このきのうの読売新聞によりますと、支持率、支持するは五一・六%となっております。
こういうふうになっておりまして、その不支持の理由に、羽田総理は個人的には大変いいけれども、どうも背後に権力者がいる、政策決定の過程が見えづらい、政治への透明感がないということが国民の一般の声ではなかろうかというような状況でございます。
しかも、一つだけ、毎日新聞に載りました投書を紹介させていただきます。この方は、五十五歳の会社役員の方でございます。
国民多数の支持を得たものではない羽田内閣。「閣僚の顔ぶれも限られた人材の中から無理やり選びだしたことが歴然であり、とても国民本位とは思えない。景気対策、税制改革などの国内問題だけでなく、貿易黒字や朝鮮民主主義人民共和国の核疑惑への対応など、重要問題について現内閣の手にゆだねるわけにはいくまい。政治改革を成し遂げるという点でも、過去に数々の疑惑を持たれた閣僚を抱え込んだ現内閣には期待できないと私は考えている。本年度予算については早期成立を図り、できるだけ早い時期に解散・総選挙をして民意を問うべきである。」こういう投書も載っております。
こういう形で、国民は大変現内閣に対する不安定感、しかも権力行使、決定過程が不透明であるという非常に政治の根幹にかかわる不信感が強いとも言えるのじゃなかろうか。これについて羽田総理は、簡潔で結構でございますので、どういうふうに国民にお答えになるのか。