野中広務の発言 (税制改革に関する特別委員会)

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○野中国務大臣 今回の税制改革の意義につきましては、ただいま大蔵大臣がお述べになりましたことに尽きるわけでございますけれども、少なくとも、活力ある福祉社会を実現しようという、そういう方向を目指していきますためには、今日までそれぞれの政党が政策を持ち、理念を持ってまいりましたのを、今回、短時日に与党税制プロジェクトにおいてきめ細やかな詰めを行ってもらいますとともに、従来の行きがかり上多くの困難があったと思うわけでございますけれども、その困難を克服されまして、そして、どの民族も経験したことのない少子・高齢化社会を踏まえながら、税の体系をあるべき方向へと集約をしていただきましたことは、まことに私は意義深いものであると思いますとともに、この間の関係各位の御努力に対しまして、深い敬意と感謝をささげる次第であります。
 そのように経過をたどりながら、今回、私ども、いわゆる消費譲与税にかえまして、そして地方消費税を創設していただきました。新たに地方の分権が、いわゆる昨年の六月、衆参両院において議決をされました中における地方独自の税として、大きな弾みをつけていただきましたこと、これは私は、今回の税制改正に対する大きな柱であり、意義であろうと考えておるわけでございまして、この地方税制あるいは国、地方を通じた税制全体の大きな意義を踏まえながら、今後高齢化社会、少子化社会を踏まえながら、あるべき税制の方向というのを目指してまいるスタート台に立ったというように認識をいたしまして、私ども、この法案の成立を心から願っておる次第であります。

発言情報

speech_id: 113104583X00219941020_009

発言者: 野中広務

speaker_id: 16313

日付: 1994-10-20

院: 衆議院

会議名: 税制改革に関する特別委員会