村山富市の発言 (税制改革に関する特別委員会)
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○村山内閣総理大臣 二十一世紀へのビジョンというものを一口で言うのはなかなか難しいと私は思うのですけれども、今石原委員の質問の中にも、例えば弱者に対する配慮とかあるいは高齢者に対する福祉とかいうことが強調されて御意見がございました。
私は、これはもう世界がこれだけ変わって、軍拡から対立という時代ではなくて、軍縮から協調と平和を希求するという時代になっているわけですから、日本国の憲法というものを基調にして、やはり国際的に貢献できるものについては大いに貢献をしなきゃならぬ。同時に、国内的には、今申し上げましたような弱者への配慮とかあるいは福祉の充実とかいうものはやはり強調して、そして力の強い者も弱い者も平等、公平に生きられるようなそういう社会を実現して、本当に経済が発展をした、その発展を、恩恵を受けて、そしてなるほど日本の国は豊かになった、こういう実感が伴えるようなそういう社会をつくるということを理想として、これからも努力していきたいというふうに考えています。