村山富市の発言 (予算委員会)

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○村山内閣総理大臣 私は、この日本の国に今日のような繁栄をもたらした最大の原因は、一番大きなやはり要素になっておるのは、日本の平和憲法だと思いますね。これは、憲法の前文にもございますように、それぞれの信義を重んずる、平和に期待をして、そして日本が平和的な文化国家として再生を図っていくということをうたわれたあの憲法の理念というものが今日の繁栄を築いてきたと思うんです。
 これは、歴史を振り返ってみればわかりますけれども、一九五〇年には朝鮮戦争もありました。あるいはまたベトナム戦争もありました。しかし日本は、日本の周辺にどのような紛争があり、世界じゅうにどのような戦争があっても、その戦争に加担をすることなく、営々としてその経済の再建にいそしむことができた。それはやはり私は、平和憲法の功績というものは非常に大きなものがあったというふうに思いますね。私は、そのことを率直にやはり受けとめておくべきではないかというふうに思うんです。
 その日本の基本的な姿勢というものは、これから、少なくとも冷戦構造がなくなって世界は協調と軍縮の時代になっておる、これからこそ日本がそういう意味において国際的な貢献を大いにやっていく時代になったんではないか、私は、こういうやはり自信と誇りを持って日本の国はこれからも進むべきではないかというふうに考えています。

発言情報

speech_id: 113105261X00319941013_015

発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1994-10-13

院: 衆議院

会議名: 予算委員会