山本繁太郎の発言 (大蔵委員会)

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○説明員(山本繁太郎君) 御指摘のように、昨今住宅建設は非常に好調でございます。累次にわたりまして経済政策を講じていただきまして、さらに最近の金融情勢、金利の状況を前提に、特に持ち家の建設それから分譲住宅の建設が非常に好調でございます。特にこの一年間について見ますと、委員御指摘のように、一次取得者用の規模の比較的小さいマンションが大量に供給されているという状況でございます。
 それについて、住宅政策上どういうふうに評価するのかというまずお尋ねでございますけれども、非常に長い目で見た場合の住宅政策の目標、我が国の住宅の質をよくしていきたいという目標に照らしますと、現在の住宅供給の状況は決して満足のできる状況ではないというのが私どもの認識でございます。
 非常に住宅事情の厳しい大都市圏、特に首都圏におきまして土地を取得してそこに住宅をつくるという意味での持ち家が実際にどういう家計によって供給されているかということが今の論議に関係しますので、私どものデータは限られておりますけれども、住宅金融公庫を御利用になって持ち家を取得される方々の特性というものを統計的に処理して整理しております。
 これは非常に中期的に安定しておりますので、きょうの御議論の御参考に供するために紹介させていただきますと、まず自分の土地に住宅を建設する個人建設でございます。世帯主の年齢が大体四十二歳から四十三歳ぐらいの方、世帯人員規模で四人強の御家族を持った方、こういう方々が建設しておられまして、大体百二十平米から百三十平米の質のいい住宅を建設していただいております。次に建て売り住宅でございますが、年齢で見ますと三十九歳から四十歳、人員規模が四人弱でございます。取得される住宅の規模は九十三平米という規模でございます。それから新築のマンションでございますが、マンションをお買いになる方の世帯主の年齢が三十六歳でございます。世帯人員規模が三人弱、取得するマンションの規模は六十一平米ということになっております。
 そういう住宅取得行動を前提にいたしますと、私どもはできるだけ質のいい住宅地が供給される、そこにある程度家計の力を持った部分が質のいい住宅を建設していただくということがまず第一に大事だと思っております。
 それから第二に、これは次善の策になるわけでございますけれども、今あります住宅で質のいい住宅を一次取得者ができるだけ努力をして取得しでいただく、そういうことが非常に大事だと考えでおりまして、従来から住宅金融公庫の融資、税制で制度を拡充してきておりますけれども、次年度以降もこれを一層拡充してそういうことによる居住の向上を図っていきたいというのが私どもの姿勢でございます。

発言情報

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発言者: 山本繁太郎

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日付: 1994-11-18

院: 参議院

会議名: 大蔵委員会