齋藤勲の発言 (文教委員会)
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○説明員(齋藤勲君) 社会の高齢化の進展に伴いまして、近年、医療、医薬品等薬剤師を取り巻く環境というものも大きく変化をしております。医療における医薬品の適正使用でありますとか、医薬品の研究開発といった分野で医療人としての薬剤師に対する期待が高まっている、このように考えております。
こうしたところを踏まえまして、厚生省に設置されました薬剤師養成問題検討委員会におきまして、医療薬学の充実を図り、医療機関や薬局における実務研修を含めた薬剤師の養成体制に移行していくべきであり、そのような教育を受けた者に薬剤師国家試験の受験資格を与える必要があるという御提言。また、そのための教育課程は現行の四年制に二年程度の年限延長が必要であり、受験資格は六年間の一貫教育を修了した者に与えることが望ましいが、薬学教育の現状から当面の措置として大学院修士課程を活用することを提案し、大学新入生に対する新しい受験資格が遅くとも今世紀中に適用されるよう、検討委員会から御提言をいただいたところでございます。
厚生省といたしましては、この検討委員会により取りまとめられました報告書の御提言を踏まえまして、医療機関、薬局における実務研修の受け入れ体制の整備など、厚生省として検討すべき課題につきまして鋭意検討を進めるとともに、大学関係者の皆様方の合意形成を図りながら受験資格の見直しに向けて努力してまいる所存でございます。
具体的に申し上げますと、本年九月から薬剤師の実務研修の実施方策に関する研究を開始いたしまして、また近く薬剤師養成に係ります実務研修の受け入れ体制をどのように整備していったらよろしいかという専門家による調査検討委員会も発足する予定にしてございます。