塚田千裕の発言 (法務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府委員(塚田千裕君) 十月三十一日から十一月一日未明にかけまして、お話のございました歌舞伎町の飲食店におきまして入管と新宿の警察署が合同で不法残留等の入管法違反者三十七人を摘発いたしました。このうち二十六人を東京入国管理局の第二庁舎と呼んでおる庁舎に任意連行の上、調査を行いました。
 その際、問題の容疑者が別人の名を名のるなど供述に矛盾点が見られたため、私どもの職員が当該容疑者の所持品検査を実施いたしました結果、容疑者名義の旅券や顔写真が発見されました。そこで、事実関係をさらに追及しようとしましたところ、容疑者が突然立ち上がり、この写真を口の中に入れて飲み込もうとしたわけでございます。それで、調査に当たっていた職員がこれをやめさせ、写真を取り出そうとしたため、暴れ出した容疑者との間でもみ合いになったわけでございます。職員は指をかまれたり足や腹をけられたという事実はございましたが、一応取り押さえることに成功いたしました。
 しかし、一たんは静かになったんでございますが、再び職員につばを吐きかけ職員の腹をけったりしたということがございまして、職員の方も我を忘れて容疑者を殴打したということでございます。
 その後、中国人の容疑者が床に頭を数回打ちつけるなどの自傷行為、これは非常に特異な行為なんでございますが、そういう行為があったものでございますから別室に連行したところ、なおも罵声を浴びせたり足や腹部をけるなどの行為があったものでございますから、再び容疑者を数回殴打したという事実がございます。
 事実はこのように、抵抗して激しく暴れる容疑者を制圧するために有形力を行使したものではございますが、行き過ぎとの非難を受けるような行為があったことは大変遺憾であり、私といたしましては深くおわび申し上げたいと存じております。二度とこのような事例が発生しないよう対処していくつもりでございます。

発言情報

speech_id: 113115206X00319941108_020

発言者: 塚田千裕

speaker_id: 25565

日付: 1994-11-08

院: 参議院

会議名: 法務委員会