前田勲男の発言 (法務委員会)
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○国務大臣(前田勲男君) 国際人権規約委員会のコメントに対して大臣はどう思うかと、こういう御質問でございます。
この勧告についての中身はもちろん承知をいたしておるところでございますが、中の死刑制度の存廃につきましても、国民の正義感情、国民の世論を十分に配慮して、国家社会のまさに我が国の法秩序維持等々の観点から慎重に検討されるべきものと考えておりまして、全面的に今死刑を廃止するということは適当ではないと考えておるところでございます。
また、死刑廃止までの過程におきましても、死刑は最も重大な犯罪のみに限定されるべきであるという勧告をされておるわけでございますが、我が国では死刑は凶悪事犯の中でも特に極めて悪質な、また少数な事件についてのみ、慎重が上にも慎重、厳正の上にも厳正に、極めてそうした適用をされておるということを御理解を賜りたいと思うわけでございます。また、死刑確定者を含む被拘禁者の取り扱いについても、今日までもその適正を期してまいっておるところでございますけれども、今後ともその適正な取り扱いに努めてまいりたい、かように思っておるところでございます。