小川是の発言 (大蔵委員会)
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○小川(是)政府委員 改正前の、あるいは今回の四千万円超のところの所得税の税率が三〇%となっているのは、実は、所得税の最高税率五〇%の二分の一を上回る水準で、他の所得よりも高い負担を長期譲渡所得について求めるのが適切ではないかということで設定されたわけでございます。
今回の四千万円以下の見直しにつきましては、最高税率は今回の税制改革におきましてもそのまま維持されておりますが、その下の累進構造が直されまして、それを全体として比較いたしますと、やはり四千万円以下のところで税率の刻みをもう一つ置くというのが、たとえ簡明な分離課税としての譲渡所得課税としても適切ではないかということで、二五%への引き下げを御提案しているものでございます。
したがいまして、こうした所得税の三〇%、二五%という長期譲渡所得に対する分離課税の税率は、今後所得税の税率構造がよほど大きな変化をしない限り、こうした形で維持されるべきものであるというふうに考えている次第でございます。