三重野康の発言 (予算委員会)

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○三重野証人 もう既に委員がお調べになったとおりでございまして、この二つの信用組合の大口預金の八〇%ぐらいは委員のおっしゃったような中小企業、個人でございまして、金融機関その他プロの預金というのは五%にすぎないわけでございますけれども、しかし、やはり今の預金保険制度のもとではそういうものも救うということになったわけでありまして、これはいたし方ないわけではございますけれども、やはりそういうものに対するモラルハザードというものが残ったというのは、今度のスキームの一つの大きな問題点である。
 今度は現行制度のもとでございますから仕方なしに割り切りましたが、そういう意味では、例えばこれは日本銀行の考え、もう私は現職を去っておりますので私の個人の考え方になりますけれども、アメリカの預金保険公社は、大口預金に対して中間的な措置を預金保険公社がとられる、とることのできるあれが生きております。そういうものは日本に持ってこれるかどうか、これは研究するに値することだというふうに私は思っています。
 それと同時に、やはりいわゆる預金者の自己責任原則というものを貫き通すためにも、ディスクロージャーその他環境の整備というのは粘り強く、地道ではありますけれども引き続き実施していく必要があるのではないかというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 113205261X02419950330_022

発言者: 三重野康

speaker_id: 15163

日付: 1995-03-30

院: 衆議院

会議名: 予算委員会