辻靖三の発言 (災害対策特別委員会)

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○説明員(辻靖三君) 道路の構造物の橋梁についてのお答えをさせていただきます。
 道路橋につきましては、被災直後の一月二十日に耐震工学等の専門家による兵庫県南部地震道路橋震災対策委員会を設置いたしました。この中で、被災原因の究明とあわせて、また今後の耐震設計のあり方などについても御検討いただいているところでございます。委員会は三月までに五回にわたる審議を行っておりまして、三月三十日に地震動や被害原因についての現時点での検討結果と、これに基づく今後の耐震設計の中で検討すべき事項について中間報告として取りまとめたところであります。
 その中間報告の中で、今後の耐震設計で検討すべき事項として示された内容、主なものは次のようなものでございます。一つとして、今回の地震を踏まえた今後の設計で考慮すべき地震力のあり方。それから二つとして、橋脚の柔軟性や粘りの向上に関すること。三として、地震による上部構造の揺れを吸収する免震設計に関すること。四として、橋げた落下を防止する落橋防止構造に関すること。五として、地盤流動が橋梁に与える影響等が示されたところでございます。
 道路橋の耐震設計基準につきましても、引き続き委員会の審議を踏まえながら、これらの示された事項の検討を進める中で取りまとめてまいりたいと考えでございます。
 それまでの間で現在復旧工事も行ってございまして、これらの工事の中では、このような審議を経て御意見をいただいた内容を勘案しまして復旧仕様というのを二月二十七日に出しておるところでございます。それに基づきまして、総合的な地震力に対する耐震慨の向上を考えていきたいと考えでございます。

発言情報

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発言者: 辻靖三

speaker_id: 1091

日付: 1995-04-28

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会