前田勲男の発言 (法務委員会)
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○国務大臣(前田勲男君) 御質問のIBA予備調査報告書に日本の代用監獄制度というようなものが盛り込まれておると私も理解をいたしておりますが、代用監獄制度につきましては、五十五年十一月の法制審の答申にも審議会全会一致の結論として、制度上及び運用上、所要の改善を加えた上で存置することとしておりまして、これは廃止の実現困難性等が現実として総合的に考慮された上での結論と、かように実は承知をしておるところでございます。
さきの衆議院の解散によりまして廃案となった刑事施設法案におきましても、答申の趣旨に沿って制度上、運用上、所要の改善を加えた上で留置施設への代替収容を制度として具体化をしているところでございます。
なお、法制審議会の答申には、法改正の実施に当たっての運用上の配慮事項として、将来、できる限り拘置所または拘置支所の増設及び収容能力を増強して、被勾留者を留置施設に収容する例を漸次少なくしていくことが示されておりまして、この示されたことに対しまして今後ともできる限りの努力を続けてまいりたいと、現状はこう考えております。