村山富市の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(村山富市君) 一年近くなりますといろんな御意見があることは、これまでの例を見ましてもそういう傾向は出てくると思います。
 私は、何日やったからどうだこうだといったようなことを自分なりに考えたことはないので、与えられた課題について一生懸命取り組んでいって問題の解決を図って国民の期待にこたえる、これが私に課せられた最大の役割だと、こう考えておりますから、今お話のございましたような日数の計算なんかをしたことはございません。
 私は、今の日本の現状というのは、戦後五十年という節目に当たりまして、いまだかつてない経験というものをお互いにしていると思うんです。例えば阪神・淡路の大地震にしてもあるいはサリン事件にしても、いまだかつてない事案が起きて経験をいたしておりまするし、また最近の急激な円高というものは、特に中小企業等を中心とした日本経済に与える大変な大きなものがある。
 こういったような意味では、社会不安やらあるいは経済の見通しが不透明だとか、あるいはまた最近の統一地方選挙に表明されたような、政治、政党に対する国民の支持率が非常に下がっておる、こういったような状況というものを考えた場合に、ある意味では政治不信というものもあるのではないかというようなことを考えた場合に、そうした問題に対してどう積極的に課題の解決に取り組んでいって、そして社会不安を解消して日本が誇りとしておる社会秩序というものを取り戻していくか。同時にまた、経済に対する見通しをもっと明るいものにして、みんなが期待と希望を持って仕事に励めるような、そういう状況というものをどうつくり上げていくかというようなことも大事だし、お互いに政党人として、議会制民主主義というものはこれは政党政治で成り立っておるわけでありますから、政党に対する信頼というものをどう回復していくかというようなことについて、我々はやっぱり真剣に取り組んで打開を図っていく必要があるというふうに考えております。
 そうした山積する課題に対して、国民の期待にこたえて全力を挙げて取り組む、これが今、私に課せられた役割だと、こう自覚をいたしておりますから、これからもそういう決意で取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

発言情報

speech_id: 113215261X02019950519_007

発言者: 村山富市

speaker_id: 16399

日付: 1995-05-19

院: 参議院

会議名: 予算委員会