山田正彦の発言 (農林水産委員会)

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○山田(正)委員 今、課長さんをこれ以上いじめるわけにはまいりませんが、結果としてそうなったということであれば、大変悲しいことでありますが、仕方がないことと本人たち、地元の人たちもあきらめているようですが、ちなみに、遺族にはわずかに漁協から見舞金が百万円支払われただけで、大変かわいそうな事例であります。
 そうすると、このように、言ってみれば密漁取り締まりをなぜあの辺境の地対馬、これは本来ならば、この命をかけての密漁取り締まり、お金も要る、そうであったら当然国がやるべきなんじゃないのか。
 その密漁取り締まりの実態をもう少し詳しくお話いたしますと、大型のレーダー、三千万ちょっとするのですが、それを二基置いてあって、そして五千万以上するいわゆる密漁取り締まり船、自警船、これを現在もう三隻目を建造しているわけです。そして、レーダーには夜の二十時から四時まで常時二名配備している。自警船にも事故以来、一人ではなくて必ず二名配備する。ということになると、この二つの施設と自警船だけで実際にかかる経費、給料とか燃料代とかそれだけで一千五百万を上対馬の小さな漁協が毎年負担しなければいけない、こういう実態があるということなんです。
 これについて水産庁及び海上保安庁も、水産庁の方が的確だと思いますが、密漁取り締まりはしている、違法操業は取り締まっていると言いながらも、上対馬のように密漁取り締まりしているのは、私が知っているだけでも小値賀島、そして幾つかあるようです。なぜそれをしなければならないのか、なぜ国がそれをできないのか、水産庁長官から納得のいくお話をひとついただければありがたいのですが。

発言情報

speech_id: 113405007X00219951108_205

発言者: 山田正彦

speaker_id: 20267

日付: 1995-11-08

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会