山田正彦の発言 (農林水産委員会)
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○山田(正)委員 レーダー施設について、また船についても助成があるのは聞いております。私が言うのは、こうして毎日出ていって密漁取り締まりをしなければ、根つき資源が韓国の潜水器具による密漁にやられて困るというような実情、これは十分考えていただいて、今大臣も前向きに検討させようと言っていただきましたが、そんな大きい金額じゃなくても結構だと思うのです。漁民は大変困っております。ほかにも、みずから密漁取り締まりをせざるを得ないというところは全国、幾らでもございます。
そういったことを考えて、これから漁業が生きていくためには栽培漁業が一番大事になる。この栽培漁業を本当にやってもらうには、根つき資源とかそういったものの密漁取り締まり、安心して稚魚の放流、例えばこの上対馬も今アワビの稚貝をずっと放流しております。それで余計に密漁取り締まりに敏感でありますが、そういった大きな目でひとつ将来の漁業のあり方、栽培漁業のあり方、大臣も今聞いておられますが、これでぜひ御検討いただきたいと思います。
次に、実はもう一件。
ことしの七月二十三日、台風三号がやはり長崎県の五島を直撃したのです。そのとき玉之浦港に、国際避難港になっておりますが、そこに避難してきた約八十隻の船のうち台湾の船三隻が、たまたま風速四十三メートルを超える突風であったために流されて、湾内にあった定置網二カ統を巻き上げて破損させたという事件がございました。そしてまた、玉之浦はその湾を通って玉之浦の町内、そこに水道管が敷設されておりますが、その敷設管も避難してきた船によって破壊された。それで町民は断水を一週間も続けざるを得なかった、そう聞いております。そういった非常に厳しい状況の中で、そのときの台風被害の取り締まりの模様について、まず海上保安庁からお聞きしたいと思います。