松田岩夫の発言 (予算委員会)

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○松田委員 国交がありませんけれども、実際上北朝鮮を世界の中に入れて、できるだけ世界の国々と融和する中で北朝鮮との友好関係、それを図っていこう、この努力そのものは私は多としているわけでございます。しかし、そのやり方をしっかりしておきませんと、お互い外交であります、先方は先方で全く閉ざされた国でありますから、国民の目から見ますといろいろ疑義があってはいけません。そういう意味で、明確にしておいていただきたいということを申しておるわけであります。
 そこで、今度の追加支援、非常に韓国からも、先ほど、金太智駐日大使が、南北間の対話——今、そういえば韓国の二次支援は決まったのですか、まだですね。日本だけが追加支援を決めた。先ほど、金太智駐日大使もその点について明確に不満を述べておられました。
 先般、これもある新聞でございましたが、金泳三韓国大統領は「頭越し日朝接近に不満」を表明、まあ新聞社のその社長との対談ですから、これまたこれに完全に依拠してはいけませんけれども、しかし、金泳三大統領がこうおっしゃる気持ちは私はよくわかる気がするのです。
 今度の米追加支援につきましても、韓国がまだ南北対話を十分できないままで、韓国さえまだ決めていない、いろいろ問題があって決めていない中で日本が先にそれを決める。むしろ私は、韓国が決められ、韓国からの、まあ御依頼と言うと言い過ぎかもしれませんが、韓国から日本もひとつ頼むよねという感じで北朝鮮に支援をさせていただくような関係、ちょっと行き過ぎているかもしれませんが、そんな気分の関係をつくり上げていくことが朝鮮半島と日本との間でいい行き方ではないか。
 私はそういうふうに思っておるものですから、余計今度の米追加支援、金泳三大統領がそこまではっきり不満を述べられてしまったか、ああまずかったな、そういう思いをして、実は今度の第二次米支援については私は受けとめておるわけであります。韓国を孤立化させようという北朝鮮の手に乗ってしまったな、外務大臣何していたの、総理何していたんだ、ちょっときつかったかもしれませんが、私はそう思わさせていただいたわけであります。いかがでしょう。

発言情報

speech_id: 113405261X00319951012_244

発言者: 松田岩夫

speaker_id: 4025

日付: 1995-10-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会