松田岩夫の発言 (予算委員会)

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○松田委員 ぜひそうしていただきたく思いますと同時に、さらに、言うまでもありませんけれども、今北朝鮮に対しましては、いわゆるKEDOということで、アメリカ、日本、韓国、三国一緒になってやっておるわけです。原子炉の撤去問題というのもあります。こういったことも横ににらみながら北朝鮮との折衝は続けていくべき事柄であります。
 そういうことから思いますと、この前の総理の所信表明、前二回、ことし一月、昨年七月の演説内容とを見ると、北朝鮮の核開発問題について少し認識が甘くなっていないかなと心配をいたすほど差があったわけでありまして、私の読み過ぎかもしれませんが、北朝鮮の核開発に対します我々の意識というものはいつもしっかりしたものを持っていないといけない。そういったこともぜひ、きょうは与党の方もおられます。与党の方もしっかりそういった点も対応してやっていただきたいと思います。
 最後に、もう時間が切れてしまいましたけれども、フランス、中国の核実験についてでありますが、一つは、武村蔵相、個人の資格ということだそうでありますけれども、先ほど閣僚の言動についていろいろありました。桜井大臣が発言をした、あれは桜井個人の発言だということでは許されません。先ほど、あれは島村文部大臣の個人の発言だ、そんなことで許されるものじゃありません。
 閣僚たる者の言動は、公と私というものがそんなに簡単に分けられるのかなということについては、今こういった政治改革とかそういったことが問われておるときでありまして、そういう意味でも私は厳密に考えておく必要があるなと思う一人でございますので、現職閣僚が時によって私人に変更可能だというような考え方は今後おとりにならない方がいいのではないか。それでは責任のけじめがなくなってしまいますし、また、例えば外国に行かれたときに、外国の方は武村蔵相がお見えになればまさに蔵相がお見えになったとみんな報道しているわけですし、そう見ているわけでございます。
 そういう意味で、今回の武村蔵相のタヒチでの抗議集会参加というのは、私は、核実験反対に対する思いはまさに同じ思いでございますけれども、行動の仕方として問題であったなというふうに思う一人でございます。
 河野外務大臣は記者会見で、最近、フランス政府は批判を強めているが、武村蔵相のタヒチ旅行及びその後の発言は、あくまでも一政治家としての行動、発言であり、政府の見解や立場を反映するものではない、わざわざこういうことを発言しなければならぬ、こういうことになるわけであります。蔵相としてはまことに外務大臣に申しわけないことをしたな、こういうことだと思いますが、さらに河野外務大臣は「私は外相として、ああした行動はとらない。わが国の核実験反対に対する考え方は国連の場、国際会議の場、あるいは二国間で正式の場で伝えることが、外交権を持つ外相として当然のことだ」と武村蔵相の行動を述べておられます。
 さて、最後になってしまいましたが、武村蔵相並びに外務大臣、武村蔵相には御自分の行動について、外務大臣には武村蔵相のとられた行動について御質問を申し上げて、私の質問を終わります。

発言情報

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発言者: 松田岩夫

speaker_id: 4025

日付: 1995-10-12

院: 衆議院

会議名: 予算委員会