久世公堯の発言 (宗教法人等に関する特別委員会)

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○久世公堯君 質問に入ります前に、一言申し上げたいと思います。
 昨夜、本委員会の理事懇が終わりまして、理事会を開催するために委員長及び理事が会館の委員長室を出ようといたしましたときに、平成会それから衆議院の新進党など数百名が委員長室を包囲、閉鎖をいたしまして、委員長、理事を五時間半にわたって監禁いたしました。(発言する者多し)
 これは、まさしく暴挙と言わざるを得ず、言論を暴力によって阻止しようとしたものであり、人道上も断固として許すことができないと思います。(発言する者多し)
 私ども参議院は良識の府と言われております。その良識の府である参議院にとってまことにゆゆしき問題であります。(発言する者多し)このような言論を暴力によって阻止しようとする暴挙に出た人々に対し、反省を促したいと思います。
 なお、委員長に申し上げたいと思います。
 言論の府におきまして暴力に訴えて行動するがごときことは、厳に慎んでいただきたいと思います。また、既に理事懇や理事会におきまして決められた事項につきましては、淡々として実行に移していただきたいことを切望いたします。
 それでは、宗教法人法の改正につきまして御質問を申し上げたいと思います。
 今回の改正につきましては、今までもたびたび言われておりますように、オウム事件を契機といたしまして、宗教法人をめぐる社会情勢、また宗教法人自身の実態の変化に対応いたしまして、宗教法人制度の適正な運用を図るための必要最小限度の改正であると私は理解をいたしております。
 ところで、衆議院の速記録を私も一応読ませていただきましたけれども、信教の自由に対する侵害であるとか、国家権力の不当な介入であるとか、宗教法人に対する統制の強化であるとか、そういう今回の改正の趣旨を理解していない意見や批判がいろいろございます。(発言する者多し)
 私は、参議院におきましては衆議院のようなことはないと思ったわけでございますが、参議院の本会議におきましても、国家による宗教法人の管理監督の方向に向かうとか、宗教法人を国家の日常的な監視のもとに置くとか、文部省に思想警察の役割を担わせようとすると、こういうような意見がいろいろと言われているわけでございます。(発言する者多し)
 私は、宗教法人法の現行制度も、また今回の改正法も非常に信教の自由というものを尊重した緩やかなシステムの法律だと思っております。(発言する者多し)

発言情報

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発言者: 久世公堯

speaker_id: 7115

日付: 1995-11-29

院: 参議院

会議名: 宗教法人等に関する特別委員会