中野啓昌の発言 (科学技術委員会)

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○中野参考人 お答えいたします。
 まず、先生最初に御質問ございました、どこがこの設計を行ったのかという点でございますが、この二次系のナトリウムの配管部分につきましては、全体として株式会社東芝が受注いたしてございます。特に、この温度計の部分に関しましてはIHI、石川島播磨が担当して設計をいたしました。
 それから先生お尋ねの、大洗等であらかじめ実験を――先生今東海とおっしゃいましたが、主体的には大洗工学センターというところでやっておりますので、やらなかったのかということでございます。
 私ども、この施工、設計に当たりましては、特に高速炉の場合、注意しなければならない重点項目として、これはまた高速炉の特徴でもあるわけでございますけれども、熱応力に対する十分な配慮、それから溶接部に対する十分な配慮、この二点に非常に重点的に視点を置いて設計、施工をやってきたわけでございます。もちろんカルマン渦等についても、今回の事故の原因になりました渦等についても検討はいたしましたが、当時の知り得る情報の中で、ASMEの情報をもとに設計をいたしたわけでございまして、そのASMEの方法といいますのが一般的に使われておりましたので、特に取り上げて試験をするという必要もなかろうということで、試験は実施いたしておりません。
 それから、この一個だけなのか、そのほかはなぜ壊れないのか、こういう御質問が最後にあったかと存じますが、今後残された問題、先ほど来、大臣それから宮林局長からもございましたが、今後まだまだいろいろ検討していかなければならないということの一つでございまして、なぜこの一つだけが壊れたのかということは、これからの我々の課題だというふうに思っておるところでございます。

発言情報

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発言者: 中野啓昌

speaker_id: 16812

日付: 1996-06-13

院: 衆議院

会議名: 科学技術委員会