橋本龍太郎の発言 (決算委員会)

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○橋本内閣総理大臣 冒頭、御報告とともにおわびを一点申し上げたいと存じます。
 本日十二時八分ごろ、福岡空港におきまして、ガルーダ・インドネシア航空DC10型機が、離陸時、一たん離陸をいたしましたものの、滑走路の南延長上約五百メートルの飛行場内の緑地に墜落、炎上いたしました。
 既に三名の方が亡くなられ、現時点で、四時四十五分現在の報告によりますと、病院へ搬送されました重軽傷者百八名が確認をされておる状況であります。
 しかも、機体の後部はまだ鎮火せず消火作業が続行をいたしております。
 亡くなられました方々の御冥福をお祈りをいたしますとともに、負傷されました方々のおけがが多少ともに軽く済むことを心から願っております。
 そうした中で、本日決算委員会の御審議のあることは承知をいたしておりましたが、とっさの判断で、運輸大臣に現地に向かうように指示をいたしました。委員会の御了承をとらずとっさの判断で行いましたことをお許しをいただきますことを、まず冒頭お願いを申し上げます。
 また次に、今委員から御指摘のありました諸点についてでありますが、私どもは、国会における決算の審査というものは極めて重要であり、厳粛なものだと受けとめております。委員会審査につきまして、特に委員が決算委員長であられました平成二年度及び平成三年度の決算審査から分科会方式を導入していただくなど、審査の効率化につきましても大変な御努力をお払いをいただきました。心から敬意を表したいと思います。
 政府といたしましては、本院の決算審査の効率化の御努力を踏まえまして、今後ともに、決算審査に際し一層の努力をしていきたいと考えております。
 そして、議員が御指摘をされましたように、今我が国の財政は、平成八年度予算におきまして二十一兆円に上る公債発行に依存せざるを得ない状況に立ち至っておりまして、国債費が政策的経費を圧迫するなど、構造的に極めて厳しい、もはや危機的状況と言っても過言ではない状況に立ち至っております。
 このような財政事情のもとで、できるだけ速やかに健全な財政体質をつくり上げていくということが緊急の課題でありまして、国会における御論議あるいは財政制度審議会、各種の審議会の有機的な連携のもとでの御議論などを踏まえながら、国民の御理解、御協力を得ながら、財政構造改革に強力に取り組んでまいりたいと考えており
ます。
 殊に、従来それぞれの審議会が別個の立場で議論をされますために、問題の認識をお持ちいただきながら必ずしも有機的な連携がとれませんでした。今回、お願いを申し上げまして、経済審、財政審、政府税制調査会、そして国民負担率という視点を持って御論議をいただくことを願いながら社会保障制度審議会の四審議会、その会長、会長代理にお集まりをいただき、認識をそろえていただき、あわせて事務局相互の連携をもとりながら、共同してこれに当たっていこうと考えております。
 国会におかれましても、ぜひ御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。

発言情報

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発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 1996-06-13

院: 衆議院

会議名: 決算委員会