橋本鋼太郎の発言 (決算委員会第四分科会)
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○橋本政府委員 我が国の本格的な道路整備は、昭和二十九年に第一次道路整備五カ年計画をスタートさせて以来平成五年度よりの十一次五計まで、着実に五カ年計画に基づき道路整備を進めてまいりました。
それぞれの五カ年計画に当たりましては、道路整備の質的あるいは量的な立ちおくれ、こういうものを解消するということで鋭意努力してきたわけでありますし、十一次五計におきましても、交通渋滞、交通事故あるいは生活環境の保全、いろいろな意味で緊急性が高い課題がございますが、こういうものに十分対応するように努めているところであります。
また、我が国の均衡ある発展を図っていく、あるいは東京の一極集中是正のためには全国的な高規格幹線道路というものがぜひ必要でありますし、さらにこの高規格幹線道路網から市町村道に至るようなバランスのとれたネットワークの整備が必要と考えております。
特にこの高規格幹線道路につきましては、昭和六十二年に四全総で提唱されました交流ネットワーク構想というものを推進するために、地方の中心的な都市からおおむね一時間以内で高規格幹線道路が利用可能となるように、あるいは地方の中心的な都市だけではなくて、全国のあらゆるところから高規格幹線道路に一時間で到達できるように、そういうような全国的なネットワークとして整備することを目標に、一万四千キロの計画を定めたところでございます。十一次五計でもこの高規格幹線道路の整備を最重点にしております。平成八年度末では、計画の四八%、六千七百七十キロメートルを供用することを目標にしておりますし、二十一世紀初頭にはこの全ネットワークの完成を図っていきたいと考えております。
いずれにいたしましても、我が国の国土の時間距離を短縮していく上では、従来一般国道等の一般道路の整備も重要でありましたが、今後は高規格幹線道路の整備が極めて重要であります。これにより、大幅な時間距離の短縮が可能であります。
また、この高規格幹線道路だけではまだそれぞれの地域の連携が十分なされない地域がございますので、今般、平成六年度には全国で五千三百二十キロの地域高規格道路、こういうものを指定しました。二十一世紀初頭までに約六千キロから八千キロの整備を行うという計画を定めたところであります。
今後とも、これら高規格幹線道路、地域高規格道路などの整備を重点的に進めてまいりたいと考えております。