木下博夫の発言 (交通安全対策特別委員会)

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○木下説明員 お答えいたしたいと思います。
 既に大臣の所信表明におきましてもこの旨につきましては発言させていただいているところでございますけれども、今先生からも大変私どもに対する御注文をいただきました。我々も重く受けとめたいと思っております。
 御質問は二つございまして、今後の安全対策と遺族の補償ということでございますが、安全対策につきましては、事故直後に北海道開発局におきまして学識経験者などによります調査委員会を発足させておりまして、十六日にも第一回の委員会を開いておりますが、早急に事故の原因追及について努めたいと思っております。
 また、二月十三日には道路局長名におきまして全国の道路管理者に対しまして、今回の事例を十分参考にいたしまして、トンネルの坑口とかあるいはロックシェッドといいまして、まあいわばトンネルの入り口の落石防止の設置されております箇所につきまして、今緊急点検をしております。全国で約二千弱になるかと思いますが、そんな箇所を現在当たっております。
 しかしながら、今回は大変我々も予想だにしておりません大規模な岩盤の崩落でございますので、残念ながら、従来の技術的知見ではなかなか予測ができなかったということでございますが、しかし、我々は、今回のこうした事故につきまして、再度岩盤工学などの幅広い学術分野の英知を結集いたしました第三者的な委員会も設置したいと思っております。このメンバー、今人選してお
りますので、決まり次第、早急に第一回の委員会を開きたいと思います。
 また、日常的なことでございますが、道路パトロールの充実とか、今回のたまたま二百二十九号線につきましては、御承知かと思いますが、全線二百八十キロのうちの約一割がトンネルという大変困難な中で地元の要請の中でつくりました国道でございますが、こういうものに対しましても、八年度予算の中では、ぜひ今回の事故の経験にかんがみましてといいますか、念頭に置きまして早急に事業費を積み増したい、こういう考えに立っております。
 それから二点目の、遺族の件につきましては、現在遺族の方々の大変な御心痛、我々も考えております。考えられる限りの誠意を持って取り組んでまいりたいと思っておりますが、既に関係機関におきまして、十九日付で災害弔慰金、これは厚生省の所管でございますけれども、この手当てをいたしましたが、その上に、損害賠償につきましても、原因究明を待たなきゃなりませんけれども、この原因究明の早急な結論といいますか、そういうものを私ども立てたいと思っておりますので、もう少し時間をいただきますけれども、できるだけ従来にないスピードでやってまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 木下博夫

speaker_id: 25324

日付: 1996-02-22

院: 衆議院

会議名: 交通安全対策特別委員会