秋本敏文の発言 (地方行政委員会)
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○秋本政府委員 阪神・淡路大震災以前におきましても、消防の広域的な応援についての制度はあったわけでございます。それに基づきまして、阪神の際も、全国の消防本部の約半数からの部隊が応援に駆けつけるということがございました。
ただ、被害の状況をもっと早く把握することができなかったのかとか、あるいは、応援に駆けつけた部隊がもっと的確に行動するために、情報とかあるいは後方支援の機能とか、そういったことをもっと充実させておいた方がよかったのではないかとか、そういうもろもろの教訓がございました。
それらを踏まえまして、先ほど申しましたように、全国的な組織として緊急消防援助隊というものを編成したわけでございまして、特にその編成の中身につきましても、今申しましたような教訓を踏まえたものにいたしているわけでございます。
同時にまた、昨年秋の消防組織法の改正におきまして、有事の際の応援出動につきまして、原則的には、それぞれの被災地の知事から消防庁長官に対して応援を求めるという要請があって、それを受けて消防庁長官の方から各県に対して応援出動を求める、こういう仕組みがあるわけですけれども、大きな災害で現地が大混乱している、明らかに応援出動が必要なんだけれども応援要請をすることもできないでいる、そういうような状態のときには、応援要請を待つまでもなく、消防庁の方から各県に対して応援に行ってほしいということを要請することができるというような仕組みにもいたしております。
そういうようなことを、阪神の経験を踏まえましてやってきているところでございます。