秋本敏文の発言 (地方行政委員会)

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○秋本政府委員 消防防災ヘリコプターは、さきの阪神・淡路大震災におきましても、負傷者の搬送あるいは必要物資の輸送などの業務を行いまして、その機動的かつ広域的な活動能力が改めて認識をされたわけでございまして、各地方公共団体においてもその導入が積極的に進められております。
 このため、消防庁におきましても、平成七年度には二度にわたる増額の補正予算措置の中で、当初予算は五機でございましたが、一次補正で三機、二次補正で四機、合計十二機の予算措置を講じまして、これを含めますと全国に五十機が配置されるというような状況にまでなっております。また、平成八年度予算におきましても九機分の補助金の確保をしているところでございまして、今後とも全国の都道府県における消防防災ヘリコプターの配置を積極的に進めてまいりたいと思っております。
 このようにして増強をいたします消防ヘリコプターをより効果的に活用するためには、いろいろ工夫をしなければならないと思っておりますが、先般、都道府県及び政令指定都市などによりまして、全国航空消防防災協議会が設立をされております。消防庁におきましても、この協議会と連携をして、大規模災害時におけるヘリコプターの運用マニュアルを策定するとか、あるいは訓練などにつきましてもさらに協力をしていくとかというようなことで、ヘリコプターによる消防防災体制の強化をさらに進めてまいりたいと思っております。
 また、従来から、離島等を抱える地域を中心にしましてヘリコプターを利用した傷病者の救急搬送が実施をされておりますけれども、救命効果の一層の向上を図りますために、救急自動車による救急体制と一体となった消防防災ヘリコプターによる救急システムをさらに整備をする必要があるだろうと考えております。消防庁におきましては、ヘリコプターによる救急システム検討委員会というものを設置をしまして、必要な基準の策定など実施体制の整備を進めていきたいと思っております。
 また、林野火災につきまして具体的に御指摘ございましたが、ことしは特に林野火災が多うございます。今も御指摘ございましたように、林野火災がありましたときには、ほとんど必ずと言っていいほど近隣の地域のヘリコプターが応援に駆けつけております。これらにつきましても、より有効な活用がされますように、さらに私どもも努力してまいりたいと思っております。

発言情報

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発言者: 秋本敏文

speaker_id: 6512

日付: 1996-06-11

院: 衆議院

会議名: 地方行政委員会