中川秀直の発言 (本会議)

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○国務大臣(中川秀直君) 先ほど答弁漏れしましたことを心からおわびします。
 お答えします。
 事故発生後の措置についてのお尋ねでありますが、今回の調査取りまとめにおいて指摘しておりますが、ナトリウム漏えいを初期の段階で掌握し、火災拡大に至らないよう適切に対応できなかったという点を重く受けとめております。当時、現場においては、漏えい箇所の現場確認ができないほど、もやがかかっていた状態であったことは認識をいたしておりますけれども、ナトリウム液の液位の変化が認められないことから、漏えいの規模は小さいと考え、小規模漏えいの場合の手順書に従って運転操作をいたしております。
 このように判断した原因としては、教育訓練の問題及び手順書の記載に問題があるほか、運転員の判断にも適切性が欠けていたと考えられます。このため、手順書等の関連規定やマニュアル類において、事故時、異常時の対応に関する指針をより適切に整備していくこととし、既にこれらの規定類の点検を指示しております。今後、その結果をチェックするとともに、運転体制や教育訓練等について、これについては引き続き調査を進め、適切な改善策を講じてまいります。
 情報公開に関するお尋ねでございますが、原子力政策の推進に当たっては、安全の確保を大前提として、また、国民の皆様、特に地元の方々との信頼関係を築くことが何よりも大切であり、このためには積極的に情報を公開することが極めて重要であると認識しております。これからの行政は、アカウンタビリティー、公開性、透明性を確保するための説明をする義務、責任というものを果たしていかなければ理解を得ることは難しいと考えており、このような観点から、情報公開に積極的に取り組むとともに、動燃事業団の業務遂行に対する指導監督を強化し、二度と今回のような事態を繰り返さないということで責任を果たしてまいりたいと考えております。
 以上です。(拍手)

発言情報

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発言者: 中川秀直

speaker_id: 765

日付: 1996-02-20

院: 衆議院

会議名: 本会議