白川勝彦の発言 (予算委員会)

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○白川委員 自由民主党の白川勝彦でございます。
 私は、昭和五十四年十月に本院に議席を初めて得させていただきました。ことしで十七年になりますが、この十七年の間、私たちは暴力によって委員会を封鎖するなどということを考えたこともありませんし、そういう事態すらあるというようなこともお互い考えてみたことがなかったような気がいたします。抵抗政党と言われた社会党とか共産党もこういう挙には決して出なかったと思うわけでございますが、責任野党とみずから殊さらに自称する新進党が言う責任というのは一体どういう責任なのかなと、このピケ問題の間、二十二日間私はずっと考えてまいりました。
 そして、今また責任野党の、この人が一番有能だというので選ばれるのでしょうか、私と同じ弁護士の、責任弁護士である人から、まず私自身に関して、全く身に覚えのない疑惑をこの予算委員会でかけられました。先週の水曜日のことであります。私自身テレビも見ていませんでしたので知りませんでしたが、同僚議員からそんなことを言われて、憤るというよりも何かキツネにつままれたという感じでございました。少し時間がたって、これはひどい話だな、私は本当にそう思いました。
 今質問された山田正彦議員はどう言ったのか。資料七をごらんください。ちょっと順序が逆になりますが、資料七に、平成八年三月二十七日水曜日の本予算委員会の速報版を私は手にしまして、よく見ました。その三段目、一番下の一番最後でございますが、このように書いてあります。「その共和から、実は二十二億円という使途不明金があった、そのうち十三億円と、大変な金額のお金が政界工作用に使われておった。これは大変ゆゆしきことでありますが、この中で、調べてみますと、もう亡くなった本村参議院議員に七億一千七百十万円、白川勝彦議員に三千万円、当時支払われておった、そういう記載が残っております。」こう彼はここで明言をいたしているのでございます。
 要するに、山田委員が言いたいのは、白川が株式会社共和から三千万円の全員を受け取っていた、そういうことを裏づける文書があるということを彼はこの権威ある委員会で言ったわけでございます。贈賄で起訴された役員のいる共和という会社から私が三千万円というお金を受け取ったということは、犯罪の嫌疑がかけられることでもあり、私にとっては、下手をすれば政治生命を断たれることにもなりかねない極めて重要な事実であります。
 山田議員は、どのような文書のどのような記載に基づいてこのような断定をされたのか、少なくともそれを明示した上でこういう場では普通は指摘するものではないんでしょうか。私はそのことを強く、少なくとも私はそういうつもりでやってきたつもりであります。
 私は、天地神明に誓ってそのような事実がないことを、ここに御参会の皆さんの前で二〇〇%の自信を持って申し上げます。どんな文書が出てきても動じません。仮にあったとしても、それは虚偽の文書でしかありません。しかし、そういう文書があるというのなら、どうかその文書を示していただきたい。そういう文書がないにもかかわらず、こういうことを議員たる者が議員に関して発言するということは、私は絶対に許すことができない。責任をとってもらいたいと思います。
 なお、この点について、多分彼が言うことはわかっておりますので、もう一つたがをかけた上で最後に委員長にお願いいたします。
 私が共和関係者からいかなる名目においても三千万円を受け取ったということは二〇〇%ないことでありますから、そのような文書がないことは明らかでありますが、私が想像するに、彼は、平成四年六月十日の国際平和協力等に関する特別委員会の高沢寅男議員の発言録を読んでこのような発言をしたのではないかと思います。この高沢委員の発言は、ここにおられる上原委員長の関連質問としてなされたものでありますが、非常に級密な議論でしておりますが、そこにこういう一文がございます。
 資料八をごらんいただきたいと思うのです。
  この森口氏のリストには、加藤氏のほかに自民党の政治家の名前が何人か出ています。その中には既に亡くなった人もいます。現に生きている人もいます。それらの人も森口氏から金を受け取っておるということになっているわけでありますが、その中の一人である宮越という人物がこの中に、リストに出てくる。この人は、新潟四区で自民党候補として選挙に出て、前回の総選挙で落選した人です。この人が三千万受け取っておるのです。彼は三千万を受け取ったことを、この宮越氏は認めているのです。
 私も確かに新潟四区で立候補し、この選挙では残念ながら落選をいたしましたが、ここだけ取り上げて白川勝彦というとしたならば、山田議員は、たかだかこのぐらいの文章を読み違えたということになるわけでございます。悪いけれども、この文章を読み違えたんだから勘弁してくれというのは、少なくとも私は事前に、言いわけにはならない、このことを申し上げた上で、どうか委員長において、この委員会で行われた、人を侮辱したことでも懲罰の対象になるわけでございます。これは侮辱よりも何十倍も罪の重いことだと思いますので、どうか委員長において、この件について適切な取り扱いをお願いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 白川勝彦

speaker_id: 9570

日付: 1996-04-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会