白川勝彦の発言 (予算委員会)
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○白川委員 それでは、この不細工な顔が、私の顔が写っている問題は終わりにしまして、残りの時間で、昨年の十二月四日の参議院の宗教特における秋谷参考人の質問について若干私は触れてみ、本当にこの秋谷参考人の陳述は信頼できるのだろうかな、信じていいのだろうかなという疑問を呈してみたいと存じます。
いろいろなことを述べておりますが、創価学会の選挙とのかかわり方について、秋谷参考人は次のように述べております。「選挙の支援活動は限られた期間での部分的活動にすぎないことを申し上げておきます。」あるいはまた別のところでは、「私どものそれぞれの県ないし方面のレベルで支持決定をしたというような形の支援活動につきましては、これはそのごく限られた、限定された一部の活動であって、一時期集中的に行われることがあるように見えますけれども、そのときでも、実際に宗教活動を一切やめて、それだけに専念しているわけではございません。」要するに、創価学会は選挙運動、政治活動をしないわけじゃないけれども、そんなものは、ほんの取るに足らない、ほかの宗教団体がやっていると同じようなたぐいの程度なんですよということを殊さらに強調されたような趣旨が全発言で共通しているような気がいたします。
そこで私は、本当にそうなのだろうか、こういう文書があってもそうなのだろうかという意味で出させていただいたのが、資料三と資料四でございます。
これは資料三並びに資料四も出所を、どうして私がこういうものを手にしているかを、まず私は説明すべきだろうと思っております。この二つとも創価学会のかなりハイレベルの方から現物を見させていただいて、それをコピーさせていただいて私が持っているものでございます。
この方が、少なくとも政教分離問題で時には創価学会を非難する発言もしておる私にゆだねたゆえんは、この人自身はまだ熱心な創価学会の会員でございます。役員でございます。しかし、現在の政教一致の姿は、これは創価学会そのものにとっても不幸だ。政教分離をきちんとさせてほしい。あなたはこんなことを研究しているようだから、どうか見ていただきたいということで私が預からせていただいて、コピーして、ほとんどコピーも原本も変わりありませんので、原本はお返しして、コピーを私がここで持っているところでございます。
資料三が創価学会の内部資料でございます。資料四は公明党の内部文書でございます。
資料三について、長いので後でよく見ていただいて、またお互いに考えてみたいと思うのですが、「(衆)支援活動の基本思想」「(衆)」というのは衆議院選挙支援活動の基本思想ということであります。いろいろありますが、「今回の戦いは、」となっておりますこの「今回の戦いは、」というのは、第三十九回、実際には平成二年の二月十八日に施行された衆議院選挙のことを指しております。前後を見ればわかります。
「基調」の1の「常勝新世紀開く初戦」のところの
今回の戦いは、〝広布の心臓部〟関西にとって、二十一世紀-新世紀に向けて船出する法戦となる。法の戦いだと言っております。
「〝広布の心臓部〟」というのは、私も必ずしも専門じゃないのですが、いろいろな話を聞きますと、「広布」というのはいわゆる宗教活動の分野だと思うわけでございます。そういうのでも関西は非常に強いのでございますが、そういう「〝広布の心臓部〟関西」という、こういう言い方をしているわけでございます。広宣流布などの「広布」でございます。
2が私は非常に重大なことを言っていると思うのでございます。「各人が大成長できる信心の戦い」、衆議院選挙を支援するというのが信心の戦いだ、こう言っております。
関西同志の一人ひとりにあって、今回の戦いは、自身の広布史、また信仰の歩みに大きく輝く〝黄金の法戦〟としていきたい。それは、縁深きこの関西の地で自らの宿命転換、人間革命の実証を示し、〝信仰の歓び〟、〝確かな人生〟を一人ひとりが勝ち取る戦いである。そして、そのこと自体が、社会に信仰勝利の旗を高く掲げる偉大なる広布推進の戦いとなる。
この戦いを通し、一人ひとりが、学会精神溢れる常勝の本物の弟子として、筋金入りの人材と育つべく、勇猛果敢な戦いを展開していきたい。政治と宗教、信仰が完全に一体になっていなければこんな文書は書けないのじゃないか、こう思います。
二枚目に移りまして、支援活動の具体的な取り組みということで、「支援長の設置」とか「週間リズムをつくる」とか、いろいろ書いてあります。
「週間リズム」というのは、次のペーパーにも出てきますが、要するに、急にはだめだから徐々にリズムをつくっていくのだということで、
3.週間リズム
会合を極力少なくし、全幹部が日常的に第一線に入れるようにするという考え方から、以下のパターンを参考に、各組織で週間リズムをつくる。月曜日はB協議会、火から木はB活動、木から金は地区もしくは支部でのB長・B担の会議。一番大きいのが支部のようでございます。その下が地区。その下がブロックで、ブロックは、十ないし十五ぐらいの世帯が集まった単位をブロックと称するようであります。B長というのは、そのブロックの中の男の方の長、B担というのが、御婦人の方のキャップをB担というのだそうであります。
ここまではまあいいのですが、特に私は最後の手書きのところが非常に大事だと思っております。これは平成元年の十一月中旬ごろ書かれた文書でございますが、あのころ、大体、私も現職でございましたので、まあ年明けだろうと言われておりました。だから、年内は隔週のリズムでいいから通常の報告をとるよ。第一回は十二月二十一日、第二回は一月十一日だ。「SH企画室へPM七・〇〇」と書いてありますが、どういう意味かと思って関係者に聞きましたら、創価学会本部企画室へ報告をしなさいという意味なんだそうでございます。出すべき台帳はぴしっと全国的に統一されたものがあるようでございます。
そして、一番最後の「基本実態は、十二月三日(日)にSH企画室へ」、これは、いよいよ活動するが、今あるデータをまずぶつ込め、出しなさいということなんだそうでございます。それから、今言ったような報告をどんどん受けていって、コンピューターでシミュレーションをして、ここはいいとか悪いとか、こういうことで判定をし、この判定たるや、下手なところの世論調査よりも当たると言われている、そういうことであります。
問題は、各ブロックごとがやっているんじゃない、すべてのデータがSH企画室、創価学会本部のコンピューターに集計されるんだということをこの資料は物語っているんだということの、私は動かない物証じゃないかなと思っています。それを部分的な、まあボランティアである活動だというのは、秋谷さんの証言は到底私はうなずけないものがあるような気がいたします。
最後に、三枚目も極めて大事であります。
この三枚目の中段ぐらいに「聖教拡大運動で築いた成果を存分に生かしながら、今再びの関西完全勝利を目指して驀進したい。」要するに、これからいよいよ衆議院の支援活動をやるという前に、聖教拡大運動、これは一見は宗教活動そのもののように見えますが、それを受けて今度はまた政治活動に入るんだと一貫しているというところを見逃してはならないというような気がいたします。選挙の約三カ月前でございます、十一月二十一日というと。そのころから下に書いてあるようないろいろな活動を徹底しているというのは、私たち、本来衆議院選挙のためにつくられた衆議院後援会でもここまでは思うように動いていないのではないかなという気がいたします。
さて、資料四でございますが、時間がなくなりますので、このポイントは、まず候補の基本的な動きはこうですよ、これは公明党が候補に指示するのは私は構わないと思います。特に問題なのは、「国会報告会・活動者会について(案)」というところの方のページでございますが、「(2)(婦)活動者会について〈※S行事〉」とある。「(5)ワークミセス・(壮)活動者会について〈※S行事〉」とある。このS行事を、昼は少なくても必ずやりなさい、夜はもし国会報告会とか語る会がないときは必ずこれをやりなさい、こういうふうに指導している。
公明党、創価学会というのが文字どおり不即不離の形で、昼間はもう創価学会のこの婦人部活動者会議を必ずやりなさいというふうなことをある面では指導している文書であり、不即不離なのではないかな、そんなようなところがポイントだというような気がいたします。
時間がなくなりましたので、資料五、これは週刊新潮平成八年二月八日号からの抜粋であります。「公明議員「高田明」が告発した「政教分離」の真相」という非常に長文の手記でございます。実に具体的に生々しく書いてあります。引用すると長くなりますので、明らかに彼が言わんとすることは、政教分離などしていないということをここに連綿とつづっております。
資料六は、私は池田大作にレイプされたという衝撃の告白を週刊新潮でした信平信子さんの手記の中の選挙に関する部分があるので、これもここに出させていただいた次第でございます。
時間がないので、特にポイントのところをお読みしたいんですが、私はちょっと省略をさせていただきます。
以上、私が述べたように、秋谷参考人、創価学会の会長は、創価学会は選挙運動をやらぬわけじゃない、しかしほんの一部だ、こういうふうに言われてきたわけでございますけれども、今私が四点挙げた資料によれば、少なくとも秋谷さんの信用は、そのままはどうしても信用できない。むしろ逆のこと、うそのことを言っているんではないか。先ほど、うそ、うそと山田議員は言っておりましたけれども、うそのことを言っている疑いすらあるような気がいたします。
かくなる上は、私は、やはり創価学会の、何といってもあらゆる意味での実務的と同時に、最高
の、精神的な面も含めての具体的な実力者であり、指導者である池田大作名誉会長から、証人として来ていただいて、うそが言えないように証人として来ていただいて、今私が具体的な事実をもって明らかにしたこういう問題について御証言をいただくことは、今、日本の政治にとって極めて大事なことではないだろうかと私は存じます。
なお、その傍証として、今私が申し上げた批判者や敵対者に対して、組織ぐるみの威嚇行為をしているかもわからないというようなことをほのめかすあるいは立証するようなこの「潮」の大蔵文人さんの文章があるわけでございますが、この人、多分仮名だと思います。この人がどなたで、むしろこの人からいろいろ聞いて、どういう経過でこの写真をだれが撮ったのかを含めて立証してもらうために、「潮」編集人の西原賢太郎さんもぜひ来ていただきたいなと思います。あわせて、今私が述べて、ほとんど時間がなくて読めませんでしたが、板橋区の公明党の区議会議員である高田明氏、そして函館市在住だと思いますが、信平信子氏、都合四人の証人喚問をぜひすべきである、していただきたいと強く要求するものであります。どうか委員長においてよろしくお取り計らいのほどをお願いします。