鹿島幾三郎の発言 (予算委員会第一分科会)
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○鹿島説明員 お答え申し上げます。
ただいま先生御指摘ございましたように、内外価格差問題というのは、国民が生活の豊かさを実感できない大きな原因になっております。一方、企業活動にとりましては、高コスト構造をもたらすということで、現在日本経済が直面しております構造問題のあらわれであるというふうに私ども認識しておる次第でございまして、経済企画庁といたしましても、重要な政策課題の一つであるというふうに考えております。
昨年六月に、総理大臣の諮問機関でございます物価安定政策会議におきまして、内外価格差の是正縮小に向けた提言が行われておりまして、私どもは、この提言を踏まえまして、現在、種々の取り組みを行っているところでございます。
具体的に申し上げますと、ただいま申し上げましたように、消費者・生活者を重視するという立場あるいは高コスト構造を是正するという立場から、各省庁の協力を得まして、個別分野ごとに内外価格差の実態調査を網羅的に年一回行っておりまして、内外価格差が生じている要因等について分析し、これを公表しておるところでございます。
また、内外価格差が大きい個別分野につきましては、今御議論がなされております規制の緩和でありますとか、あるいは独占禁止法の厳正な運用でありますとか、あるいは競争制限的なあるいは不合理な取引慣行の是正といった、個別分野ごとの実態に即した具体的な対応を行っているところでございます。